千葉県流山市は平和の折り鶴を毎年広島に献納し、今年が10年間目となりました。
届ける折り鶴の数は最近は毎年15万羽以上にも達し、これまで届けた折り鶴は延べ100万羽になりました。
届ける折り鶴の数は最近は毎年15万羽以上にも達し、これまで届けた折り鶴は延べ100万羽になりました。
当初は市の職員などが届けていましたが、4年前からは公募で選ばれる子供の平和大使たちが届けるようになりました。
今年は15人の大使が選ばれて8月5、6日に届けてくる予定です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「平和願う折り鶴」 流山から累計100万羽 10年目 被爆地・広島へ
千葉日報 2013年07月23日
被爆地・広島に「平和を願う折り鶴」を届ける流山市の事業が今年で10年目を迎えた。毎年、市民らが市に折り鶴を提供し、ボランティアが市役所で糸を通して束ね、色鮮やかな千羽鶴にしていく。公募で選ばれる平和大使の児童たちは託された折り鶴とともに現地を訪れ、平和の尊さを学んできた。22日は今年の大使15人全員が市役所で糸通し作業を手伝った。
折り鶴を届ける事業は2004年から始まり、ここ数年は毎年15万羽を超える折り鶴を広島に献納。これまでの累計で約100万羽が市に寄せられた。糸通し作業を始めて7年目になる同市の主婦は「何かボランティアがしたいと思っていて参加するようになりました。平和大使の子どもたちのお手伝いができれば」と話した。
折り鶴は当初は市職員や市内の団体などが広島に届けていたが、09年からは小学5、6年生を対象に市が募集する平和大使にその役割を担ってもらうようになった。今年の平和大使に選ばれた海士夕來君(11)は「戦争について調べていて、一度は原爆ドームを見に行きたかった。戦争の被害の跡を見てきたいです」と8月5、6日の日程で実施する広島派遣への思いを語った。