ANN(テレビ朝日)の世論調査で、安倍内閣の支持率が46.44%と政権発足以来初めて5割を切りました。先月からは10.1ポイント、ピークの4月22日からは22.4ポイントの大幅減です。
景気については「回復への実感がない」と答えた人が75%、「回復していると思う」は17%でした。このアベノミクスへの期待感の陰りが支持率の低下につながっていると見られます。
原発の再稼動については、反対が45%で、賛成の36%を9ポイント上回りましたが、「原発をゼロにする」ことに賛成は46%で、「安全が認められれば継続する」の41%との差は5ポイントでした。
以下にANNの世論調査を紹介します。
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安倍内閣支持率“5割切る” 発足以来初めて
ANN(テレビ朝日)
参議院選挙の投開票日まで、あと5日になりました。これまで6割前後をキープしてきた安倍内閣の支持率が、今回、46.4%と政権発足以来、初めて5割を下回りました。アベノミクスへの期待感に陰りが出てきているためとみられます。
調査は14日、15日に行われました。それによりますと、安倍内閣の支持率は、先月から10.1ポイント減らして46.4%でした。「政権発足から半年以上がたったものの、景気回復への実感がない」と答えた人が7割以上に上ることから、アベノミクスへの期待感が落ちてきているとみられます。ただ、政党別では、自民党が依然、高い支持率を維持し、民主党など野党を大きく引き離しています。また、今回の参議院選挙で重視する政策については、景気対策が最も高く、次いで年金・社会保障、原発問題などでした。一方、原子力規制委員会の安全基準に合格した原発の再稼働方針については、支持しない人が支持する人を9ポイント上回りましたが、原発をゼロにするか継続するかについては、ほぼ拮抗(きっこう)しています。