2013年7月7日日曜日

原水爆禁止世界大会に18カ国

 5日、今年の原水禁世界大会の内容が発表されました。
 広島では8月3~5日に国際大会が、6日に「世界大会―広島」が開かれます。
 長崎では7~9日にメイン大会である「世界大会ー長崎」が開かれます。
 海外からは18カ国の計79の代表が参加し、国際大会では核兵器の不使用に関する共同声明や原発の問題が主要なテーマになります。

 また「国民平和大行進」の被爆地をつなぐ広島市―長崎市コースの参加者が5日、広島市中区の平和記念公園を出発しました。
 8月6日長崎市に到着する予定です

 以下に中国新聞の記事を紹介します。
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原水爆禁止世界大会に18カ国
中国新聞 2013年7月6日
 日本原水協などの原水爆禁止世界大会実行委員会は5日、8月に広島、長崎両市で開く大会の内容を発表した。参加する海外代表は18カ国の計79人。広島市での国際会議や、メン大会の「世界大会―長崎」で、核兵器の非人道性などについて議論する。
 広島市では8月3~5日に国際会議を、6日にを開く。
 国際会議は、核拡散防止条約(NPT)再検討会議の第2回準備委員会で日本が賛同しなかった核兵器の不使用に関する共同声明や原発の問題が主要なテーマになる。
 「世界大会―広島」では、米国の映画監督オリバー・ストーン氏が被爆者たちと意見交換するほか、メキシコやイランの政府代表も発言する予定だ。
 「世界大会―長崎」は7~9日。7日に国連のアンジェラ・ケイン軍縮担当上級代表が講演。8日の分科会では、憲法問題や北朝鮮情勢を含む東アジアの非核化などを取り上げる。

国民平和大行進が広島出発
中国新聞 2013年7月6日
 核兵器廃絶を訴えて歩く「国民平和大行進」の被爆地をつなぐ広島市―長崎市コースの参加者が5日、広島市中区の平和記念公園を出発した。日本原水協などでつくる実行委員会が主催。8月6日、長崎市に到着する予定。
 平和記念公園の噴水前広場であった出発集会には、広島県原水協や県労連のメンバーたち約100人が集まった。県原水協の大森正信筆頭代表理事は、世界約80カ国の「核兵器の人道的影響に関する共同声明」に賛同しなかった日本政府の対応を「許し難い」と強調。「(核兵器廃絶に逆行する動きに)平和大行進で大きな打撃を与えよう」と呼び掛けた。
 参加者は「憲法9条を守れ」と書いたのぼりを掲げて出発。「地球上から核兵器をなくそう」などと声を張り上げながら進み、初日は廿日市市役所まで歩いた。