中国版ツィッターには、尖閣諸島を巡る問題などを中心に日本(や日本人)をバッシングする言葉が並ぶことが多いのですが、珍しくJALの対応と 関連して日本人の民度の高さを称賛するツィッターの記事が登場しました。
この記事に限らず、日本人は乗り物に乗る際にきちんと行列を作るとか、道にツバをしないとか、町がいつも綺麗になっているなどと、日本人の民度の高さについては大抵の中国人が認めています。
というわけで、たまにはコーヒータイム風な記事を・・・・ (^○^)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
JALの対応が最高と大絶賛…一体何があった?=中国版ツイッター
サーチナニュース 2013年7月6日
天候などの理由でフライトが遅延するのはやむを得ないことだが、毎碗五元さん(アカウント名)はフライト遅延が発生した時の日本航空(JAL)の対応のすばらしさについて、微博(中国版ツイッター)でつぶやいた。
毎碗五元さんは、北京発東京経由サンフランシスコ行の便に搭乗したが、天候ゆえに北京からの離陸が大幅に遅れたそうだ。そのため、経由地の東京で宿泊を余儀なくされたという。東京到着時にはJALスタッフが、乗客1人1人に状況を説明してくれ、ホテルとタクシーが予約済みであり、次の日の昼食分とタクシー代として2000円を受け取ったという。
毎碗五元さんは「こんなにも人間味のある対応で、本当にすばらしい! 特売チケットでここまでしてもらって、申し訳ないくらいだ」と感想を述べている。
ほかの微博ユーザーからも「JAL、ANAのサービスは超スゴイ」、「JALは本当にすばらしい! 仕方ないが、これが差だ。でもこれは国民の民度とも関係がある」など、日本の航空会社のサービスを称賛するコメントが並んだ。また、「日本人の民度の高さは認めざるを得ない」、「実務に徹し、プロフェッショナル、仕事に打ち込む民族だな」など、仕事に対する取組みという面で評価する意見も。
中国と比較したコメントも多く、「中国の大都市と資本主義国の差はほとんどないが、普通の市民の民度では中国は30年遅れており、サービス業では中国は100年遅れている」、「オレはこれを見て涙が出てきた。オレ達ってずっと虐待されてきたんだな」など、中国ではこのようなサービスは受けられないであろうということのようだ。
事実、中国では航空便の遅延が大きなトラブルに発展した事例が多い。例えば2011年には中国・広東省の深セン空港で、天候不良による航空便の遅延に腹を立てた乗客らが警官を殴ってけがをさせる事件が発生した。遅延に苛立った客が暴れ、航空会社が秩序を保つために警察に通報すると、興奮した乗客らは駆けつけた警官数名を囲んで暴行し、6名が公務執行妨害や公共秩序騒乱などの疑いで拘束、派出所に連行された。(編集担当:畠山栄)