13日に内閣を改造したものの支持率アップの「ご祝儀」はなく25%で、岸田首相は「早く辞めてほしい」が51%でした。また一向に埒が明かない統一協会の解散命令請求に、賛成は86%(以上毎日)でした。
岸田首相は「一喜一憂せず課題に結果を出して国民の期待に応えていく」と述べましたが、成算があってのこととは思えません。まるこ姫は呆れています。
しんぶん赤旗.毎日新聞、「まるこ姫の独り言」を紹介します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
岸田内閣改造を「評価せず」多数 世論調査
しんぶん赤旗 2023年9月19日
「朝日」「毎日」、FNNが18日に報じた世論調査で、岸田文雄首相が13日に行った内閣改造について「評価しない」が圧倒的多数を占め、内閣支持率も前回8月の調査から下落しました。改造後は支持率が上昇し、ー定の政権浮揚効果があるのが通例ですが、改造直後から支持率が下落するのは異例です。
「毎日」では内閣支持率が前回調査から1ポイント減で過去最低タイの25%に落ちました(不支持率68%)。内閣改造・自民党役員人事で期待が高まったかについては、「高まっていない」が77%に上り、「高まった」は10%にとどまりました。
「朝日」では支持率が微増したものの、不支持率は横ばい。内閣改造人事について、「評価しない」が57%で、「評価する」の25%を大きく上回りました.。
FNNでは、支持率は38.9%で前回から2,6ポイント下がりました(不支持率は56.1%)。内閣改造についても、「評価しない」が49.8%で、「評価する」の33.3%を上回りました。
各社調査に共通して、物価対策や、自民党の選対委員罠に小男優子氏を起用したことに批判が集中しています。
岸田内閣支持率横ばい25% 発足以来最低タイ 毎日新聞世論調査
毎日新聞 2023/9/17
毎日新聞は16、17の両日、全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は8月26、27日実施の前回調査(26%)から1ポイント減の25%で、横ばいだった。25%は、岸田内閣発足以来最低だった2022年12月調査と同じ支持率。支持率が30%を下回るのは3カ月連続。不支持率は前回調査と同じ68%だった。
支持率は、マイナンバーカードを巡るトラブルが相次いだことなどが影響し、6月以降、下落が続いていたが、8月から横ばいとなっている。岸田文雄首相は今月13日に内閣改造・自民党役員人事を行ったが、政権浮揚にはつながっていないようだ。
調査は、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)機能を使う方式と、固定電話で自動音声の質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯449件、固定581件の有効回答を得た。【野原大輔】
岸田首相「早く辞めてほしい」51% 毎日新聞世論調査
毎日新聞 2023/9/17
毎日新聞は16、17の両日、全国世論調査を実施し、岸田文雄首相にいつまで首相を続けてほしいか尋ねたところ、「早く辞めてほしい」が51%で最も多かった。「できるだけ長く続けてほしい」は12%、「来年9月の自民党総裁選任期まで」は25%だった。「わからない」も12%あった。
岸田内閣の支持率は、マイナンバーカードを巡るトラブルが相次いだことなどが影響し、6月以降、下落に転じた。8月から横ばいとなっているが、7~9月の3カ月連続で30%を切るなど厳しい状況が続いている。
調査は、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)機能を使う方式と、固定電話で自動音声の質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯449件、固定581件の有効回答を得た。【野原大輔】
旧統一教会への解散命令請求「賛成」86% 毎日新聞世論調査
毎日新聞 2023/9/17
16、17日実施の毎日新聞世論調査で、政府による世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令の請求に賛成するかを聞いたところ、「賛成」が86%に上り、「反対」は4%、「どちらとも言えない」が10%だった。
60代や70歳以上の約9割が賛成だと回答した。30代、40代、50代は約8割、18~29歳も約7割が賛成だとした。男女別の回答差はわずかだった。
教団は2022年7月の安倍晋三元首相の銃撃事件を機に金銭トラブルが改めて問題視され、文化庁が同年11月から宗教法人法に基づく「質問権」を教団に対して7回行使。政府は宗教法人法に基づく解散命令を東京地裁に請求する方向で詰めの作業を進めている。【樋口淳也】
岸田「支持率低迷に一喜一憂せず」相変わらずいつも同じ文言
まるこ姫の独り言 2023.09.19
日本語を知らないのか、そのために語彙が少ないのか、いつも同じ文言しか言わない岸田。
この傾向は安倍も菅もそうだったから、今の日本の総理には質問されたら今の心境を語る能力もなければ、博識家もいないということだろうか。
自民党も政権も内閣を改造したら、ご祝儀もあり支持率が上がると踏んでいたのだろうが、それがどっこい、横ばいか、下がる傾向だからこういうしかないのだろうか。
あまりに無残な内閣改造の結果だった。
岸田首相 支持率低迷に「一喜一憂せず結果を出し期待に応える」 9/19(火) 10:57配信 FNNプライムオンライン(フジテレビ系) >岸田首相は19日、国連総会出席のための訪米にあたり記者団の取材に応じ、内閣改造後の支持率が上がっていないことについて「基本的には一喜一憂せず、課題に結果を出して国民の期待に応えていく」と述べた。 |
もう、国連なんかに行かなくてよろしい。
どうせできもしない自慢話しかしないんだから・・・
「結果を出して国民の期待に応えていく」は鶏が先か卵が先かの問題と同じで、結果を出していない、国民の期待に応えていないからこその支持率低下で、それを内閣改造をして補おうとする魂胆がゲスい。
国民の期待に応えて結果を出していたら、ここまで支持率が下がるとは思えない。
国民の多くはもう岸田に何も期待していないのではないか?
国民は2年も辛抱強く待っていたのに何一つこたえようとせず、鈍感力の最たる総理はこれからもわからないだろう。
ひょっとしたら、業界に補助金を出すのが自分の仕事と勘違いしてないか?
岸田のことだから、電気・ガス代、そしてガソリン代と、業界に補助金を出してきて国民生活は一息ついているのに、なぜ国民はそれを評価しないのだろうかと思っているのではないだろうか。
国民からしたら何も特定の業界を肥え太らせる必要はなく、減税をすれば国民の多くが救われ喜ぶのに、岸田の発想は古い時代の「補助金」制度。
多分、ボタンのかけ違いかもしれない。
国民はトリガー条項を発出して国民一人一人の負担割合を減らしてほしいと思っているのに、岸田は補助金を業界に丸投げで思考停止状態。
この国を何とかしたいと思っているなら、そういう既得権益をなくす方法へ改革すればいいのに、旧態依然とした手法が正解だと思っている岸田。
財界や各省庁に対して改革を断行するとは絶対に言えない。
これでは、日本の未来は暗澹たるものだ。
この際だから、利権がらみの古い政治を止めればいいのに、自民党の岸田にはそういう発想は頭の隅にもないのだろう。
自民党政権が続く限り、この国はすべての面で斜陽へと突き進んでいく。