2023年9月30日土曜日

~ 杉田水脈が環境部会長代理に国民神経逆なで人事(まるこ姫)

 まるこ姫が掲題の記事を出し、岸田氏が首相になってからは特に滅茶苦茶で、私たち国民は唖然とする人事しかしなくなったと批判しました。
 岸田氏は人事には自信を持っていると言われていますが、松川るい議員を副幹事長にしたことといい、一体何を考えての人事なのか皆目理解できません。
 これでは内閣支持率など上がりようがありません。
 併せて高野孟氏の記事:「解散・総選挙のきっかけもつかめない岸田首相に起死回生策はあるのか」を紹介します。
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「松川るいが副幹事長、杉田水脈が環境部会長代理」国民神経逆なで人事
                        まるこ姫の独り言 2023.09.29
もはや、かつての一応は保守と名乗っていた政党とは思えないほどひどい人事をする政党になってしまった。

岸田が総理になってからは特に滅茶苦茶で、私たち国民は唖然とする人事しかしなくなった。

夏休みともなれば親子観光旅行をしたくなるのか、フランスの視察と称して観光にいそしんでいた松川るいだったが、普通ならこれだけ税金を私物化した観光旅行がバレ、国民を不愉快にさせたら、左遷か役職なしにするのが政権与党の矜持だろうに、よりによって副幹事長職を与えた岸田。

本当に頭おかしいとしか言いようがない。

こういう、国民の感情逆なでしかしない岸田が,ボロクソに言われるのも頷ける。

自民、杉田水脈氏を環境部会長代理に 松川るい氏は副幹事長起用
                         9/29(金) 14:12配信 毎日新聞
>自民党は29日の総務会で、ブログでアイヌ民族などに対して差別的投稿をしたとして、札幌法務局から「人権侵犯」の事実があったと認定された杉田水脈衆院議員を環境部会長代理に充てた。また、党女性局のフランス研修中に撮影した写真が「観光旅行のようだ」と批判を浴びた松川るい参院議員を副幹事長に起用した。

副大臣や政務官に女性が一人も入っていなくて顰蹙を浴びたからか、あの松川るいを要職に置くというのはいかにも世論を知らない。

不謹慎にもほどがある。

女性だからよいとは限らないのが自民党の女性議員の特徴で、どの女性議員もまともな議員がいない。

自立している野党の女性議員とは大違いだ。

男性議員に媚びて出世したとしか思えない、中身がスッカラカンで権力欲や金銭欲だけは誰にも負けないほどあるのが自民党の女性議員で、国会論戦ができる議員など見たことがない。

維新同様、みんな自己中心的な議員ばかりだ。

エッフェル議員として相当批判を浴びてきた松川るいが副幹事長職なら、あの箸にも棒にもかからない、煮ても焼いても食えない差別主義者の杉田水脈が環境部会長代理にした自民党。

本当に国民をなめているとしか思えない。

どの女性議員も自分がやった不始末の説明も全くせず、党として注意も叱責もせず、横滑りで要職に付ける自民党は反社集団といっても過言ではないほど、常識はずれのことしかしない。

なんでそこまで国民の声を無視し、傲慢になれるのか・・・

岸田は、内閣改造後「女性ならではの感性や共感力」云々で批判を浴びてきたが、何でもかんでも女性を登用すればいいというものではない。

この素晴らしい(皮肉)メンバーを見たら自民党がいかに人材がいないかよくわかる。
●小渕優子  選挙対策委員長
●稲田朋美  幹事長代理
●牧島かれん 副幹事長
●鈴木貴子  副幹事長
●森まさこ  人事局長
●高橋はるみ 女性局長


永田町の裏を読む 高野 
解散・総選挙のきっかけもつかめない岸田首相に起死回生策はあるのか
                          日刊ゲンダイ 2023/09/27
                        (記事集約サイト「阿修羅」より転載)
 岸田文雄首相は今なお、できるだけ早く解散・総選挙を打って政局の流れを上向きにしたいと思っているらしいが、どうなのか。自民党中堅議員に問うと、「無理でしょうね」と冷ややかである。
「ご本人が8月の夏休みの頃にじっくり練っていたつもりの構想では、9月半ばに内閣・党人事の改造をやって清新感を醸し出し、その直後に訪米し国連総会で演説するなどして“外交の岸田”を演出した上で、帰国後には景気打開の経済政策とそのための大型補正予算の大盤振る舞いを打ち上げれば、内閣支持率も盛り返し、10月16日臨時国会冒頭の解散・総選挙も可能ではないか、ということだったらしい。が、全部外れましたね」と。
 確かに、人事は骨格をいじると全部が壊れそうで怖くてマイナーチェンジのみ。せめて女性閣僚を最多タイの5人にして売り物にしようとしたが、かえってそこが週刊誌の集中攻撃の対象となるありさま。訪米もほとんど話題にならず支持率はほぼ横ばいのままで、これでは解散・総選挙のきっかけはつかめない。
「次のタイミングは、11月に物価高に対処するバラマキ型の補正予算を通し『さすが!』と評価された時だろうが、日銀が金融緩和策を解除しない(ということは物価高を助長する姿勢を崩さない)というチグハグさの下では、大したことにはならないのではないか」(同議員)
 しかも、そこまで待った場合は、その前に10月5日告示の参院徳島・高知区の補選、同10日告示の衆院長崎4区の補選が挟まってくる
「どちらも自民が持っていた議席なので、2勝して当たり前。1つでも落とせば、これが初仕事の小渕優子選対委員長には早くも赤の点滅信号だし、岸田にとっても黄信号で、もう解散どころではなくなる」と、同議員は言う。となると、最も早くて来年1月末の通常国会冒頭解散ということになるのだろうか。
「それにしたって大義名分が必要で、ただ単に、この機会を逃すと来春以降はますますタイミングが難しくなるからという岸田の“自己都合”だけでは、いくら何でも解散はできないでしょう」と同議員は言う。
 この行き詰まりを打開するウルトラCの秘策は岸田に残されているのだろうか。

高野  ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。