2024年8月26日月曜日

26- 政治資金パーティー自粛は「誰かを解雇するしか」泣き言しか言わない

「まるこ姫」の題記の記事を紹介します。

 毎日新聞に「政治資金パーティー自粛が続けば『誰かを解雇するしかなくなる』という不満が広がっている」という趣旨の記事が載ったことに関連して、まるこ姫は もともと日本の国会議員の歳費や文通費などは世界有数の高さであり、企業団体献金を禁止した代わりに政党交付金・政党助成金を作ったというのに、その上に政治資金パーティーをしないとやっていけないというのなら「解雇すればいいじゃないか」と述べました。この一言に尽きます。
 そもそも粗利9割というような「パーティー」は詐欺そのものです。
 その上に「企業団体献金」も「迂回」することで本人に金が入るような仕組みになっているともされていて、これでは金儲けのために議員になったとそしられても弁明ができません。
 記事中の青字・太字強調個所は原文に拠っています。
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政治資金パーティー自粛は「誰かを解雇するしか」泣き言しか言わない
                     まるこ姫の独り言 2024.08.25
自民党議員は自分たちがいかに恵まれてきたか、考えたことがあるのか。

政治資金パーティ自粛で、自民党議員や野党でも大物議員は「誰かを解雇するしかない」と泣き言を言っているが、今までいかに自分たちが恵まれていたかが分かっていない。

「誰かを解雇するしか…」広がる政治資金パーティー自粛、議員は嘆き
                       8/25(日) 12:05配信 毎日新聞
>自民党派閥の裏金事件の舞台になった政治資金パーティー。本来、政治活動に必要なお金を集めるために法的に認められた催しだが、マイナスイメージを恐れ、一部では自粛が続いている。次期衆院選、来年夏の参院選を控える中、開催できないでいる国会議員側からは「収入がなくなり、(議員事務所の)誰かを解雇するしかなくなるかもしれない」と嘆きの声も聞かれる。

そもそも、世界有数の歳費を貰っている日本の政治家。
それが当たり前だと思っているようだが、いかに日本の政治家が恵まれているか、今一度認識する時期じゃないか。
パーティや企業団体献金など、政権与党にはどんどん金が入ってくるために、それが当たり前だと思っているようだが、力のない弱小野党ほど政治資金パーティの資金など入ってくるわけも無く、政治に金を使える額が政権与党と野党では雲泥の差じゃないのか。

民主党政権が提唱していた「企業団体献金禁止」は理にかなっていた。

企業団体は、予算の実権を握っている政権政党には献金しても、野党には与党のような献金も無く、だからこそ企業団体献金を禁止して、その代わりに政党交付金・政党助成金を作ったのに、自民は数の力で知らない間に、企業団体献金も迂回して本人に金が入るような仕組みにしている。

本当に油断も隙も無い自民党のやり方。

そして政治資金パーティでの裏金作りがバレ、まだまだ表立って政治資金パーティができない状態になっている。

それで自民党議員の「誰かを解雇するしかなくなるかもしれない」の泣き言。
解雇すればいいじゃないか。

世界有数の歳費を貰っていながら、そして自民党の場合企業団体献金は野党の比ではないくらい高額だ。
野党は資金が無いなりに工夫して政治活動をやっているのに、自民党議員は政治資金パーティを自粛するくらいで,さっそく泣き言
自分に甘すぎだ。

そもそも議員事務所の、職員なり、秘書が多すぎるのと違うか?

ほとんどの議員が国の事務所とは別に、地元にも多くの職員や秘書を雇い、冠婚葬祭に金を使い、選挙の時も党の方からも多額の資金援助で、絶対に落選しない仕組みを作り上げている。

そりゃあ、金がいくらあっても足りない。

そろそろ、高下駄を履かせて貰うのではなく、選挙でも与野党スタートラインを一緒にするくらいしないと不公平だ。