2018年1月4日木曜日

04- ローマ法王が長崎被爆少年の写真を配布

 原爆で破壊された直後の長崎で、弟の亡き骸を背負い焼き場の順番待ちで佇んでいる少年を写した有名な写真「焼き場に立つ少年」がありますが、ローマ法王が「これが戦争の結末だ」というメッセージを付けてその写真を配付したということです。NHKもニュースで報じました。
「くろねこの短語」氏は、そのニュースを、連日飽食とゴルフ三昧の安倍首相と対比する形で取り上げました。「少しは考えることをしないのか」というわけです。
 
 問題の写真は、「くろねこの短語」中のNHKニュースのタイトルをクリックすると開きます。

 元日に長崎・平和公園で座り込みをした長崎の被爆者らのニュースも併せて紹介します。
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「これが戦争の結末だ」とメッセージを込めて、ローマ法王が長崎被爆少年の写真を配布。
日本の首相の正月は連日ゴルフと飽食に映画鑑賞・・・遊び呆けていられる「国難」がどこにある!!
くろねこの短語 2018年1月 3日
 「国難」をほったらかして、ペテン総理は連日の飽食とゴルフ。そして、夜は高級ホテルにお泊まり。休日には沈思黙考。国の行く末に思いを馳せる・・・なんてことは、考えたこともないのだろう、この男は。正月三が日を遊び呆けていられるような「国難」なんてあるものですか。


ツイッター: 総理!今夜もごちそう様 
            @today_gochisou 2018.1.02(火) 7:38~14:55
神奈川県茅ケ崎市のゴルフ場「スリーハンドレッドクラブ」にて、 経団連の御手洗冨士夫名誉会長様、榊原定征会長様、渡文明JXTGホールディングス名誉顧問様と総理はゴルフを楽しまれました。
総理!ゴルフお疲れ様でした!

 ところで、原爆で破壊された直後の長崎で、弟の亡き骸を背負い、焼き場の順番待ちで佇む少年の写真ってのがありまして、けっこう有名だからご存知の方も多いことてしょう。その写真をローマ法王が「これが戦争の結末だ」というメッセージを付けて配付したってね。

 核廃絶に向けた強烈なアピールってところなんだろうが、こういうことこそ日本の総理大臣がすべきことなのだ。外遊先で何十兆円という金をばら撒くことしか能がない男には、とてもじゃないけど出来ないだワザだ。
        (NHKニュース 写真付↑)

 へたすると、この凛とした少年の写真を、ペテン総理は見たこともなかったりして。そうだったとしても、けっして不思議じゃないっていところが、この国の悲劇でもあるんだろうね。
 ああ、正月早々、どんどんこの国がみすぼらしくなっていく。


核廃絶へ決意新た 長崎・平和公園 被爆者ら正月座り込み
長崎新聞 2018年1月3日
 核兵器廃絶と平和な世界の実現を求める「正月座り込み」が1日、長崎市松山町の平和公園であり、被爆者ら約70人が思いを新たにした。

 在外被爆者支援を訴えた「1の日座り込み」をきっかけに2002年に始まり17回目。長崎原爆がさく裂した午前11時2分に合わせて黙とうした。

 昨年は反核・平和運動をけん引した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)代表委員の谷口稜曄(すみてる)さんと元長崎大学長の土山秀夫さんらが死去。県被爆者手帳友の会の井原東洋一会長はこれを踏まえ、「大きな存在を失ったが、たじろいではならない。先人の教えを引き継ぎ、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)に学びながら、『ヒバクシャ国際署名』に取り組み、憲法9条を守る世論を盛り上げよう」と呼び掛けた。

 高校生1万人署名活動実行委メンバーの岩室玲香さん(16)=県立長崎西高1年=は「皆さんの話を聞いて、核廃絶を目指す活動に積極的に関わりたいとより強く思った」と話した。