2019年8月22日木曜日

韓国人の8割超が「日本旅行をしない」、「日本製品を買わない」

 20日に放送されたTBS系「ひるおび」で、韓国が日本に対して福島原発の汚水処理方法について説明要求たほか食の安全や選手の健康を懸念するという事前通知を行ったことに対して、レギュラーコメンテータの八代英輝弁護士「嫌だったら別に来なくても結構だというスタンスでいいんじゃないか」と述べたことについて、「まるこ姫」が21日付のブログ:「五輪開催国がこのザマ、嫌韓の矢代弁護士が韓国に『嫌なら来なくて良い』と公言」で、
「すごいよね、この上から目線はどこから来るのだろう。影響力の大きいテレビで、五輪ホスト国が隣国を見下すような発言は明らかに行き過ぎている。弁護士ともあろう人間がそんな100対0みたいな話が通用すると思っているのだろうか。相手だけが一方的に悪いというのはあり得ない話だ」
と痛烈に批判しました。
「まるこ姫」のいう通り、五輪開催国として韓国の要求に対して誠実に対応するのが筋で、自分で仕掛けておきながら相手が反発するのを非難するのは間違いです。
 
 日本の対韓国輸出規制に対し、韓国社会では一旦反日ムードが高まりましたが、すぐに批判すべきは「日本(⇒反日)」ではなく「安倍(⇒反安倍)」だということに落ち着いて、集会でのプラカードにも反映されました。とはいえ、現実に「韓国いじめ」が行われている以上相手が何の対抗策も講じないということはあり得ません。
 
 産経新聞が、いずれは沈静化するだろうが同調圧力も作用するので、日本製品の不買や日本旅行の敬遠はしばらく続くだろうと報じました。
 リアルメーター調査によると、81・1%が「今年、日本旅行をする意向がない」と答え、8割が「日本の製品を買うことがはばかられる」と答えています。
 昨年は750万人以上の韓国人が訪日しているので、矢代弁護士の思いとは裏腹に、その影響は決して小さくはありません。
 
「まるこ姫の独り言」も併せて紹介します(文中の太字・青字強調等は原文に拠っています)。
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韓国人8割超が「日本旅行しない」周囲気にして続く不買
産経新聞 2019年8月19日
【ソウル=桜井紀雄】韓国人の5人に4人が「今年は日本旅行をするつもりがない」という調査結果が19日、発表された。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が日本統治からの解放を記念した15日の演説で日本非難を抑え、日本に対話を呼び掛けたこともあり、韓国社会で高まった「反日ムード」は沈静化していくとみられる一方、周囲の目を気にした日本製品の不買や日本旅行の敬遠はしばらく続きそうだ。
「航空券が安くなったので、東京に遊びに行きます。でも周りには内緒。ネットに旅行写真も投稿できません」。20代の韓国人女性はこう話す。日本旅行をボイコットすることが「愛国的だ」との風潮が蔓延(まんえん)する中、日本を旅行するだけで後ろめたい気持ちにさせられるのだという。
 
 韓国の世論調査会社、リアルメーターが16日に全国の500人を対象に調査した結果、81・1%が「今年、日本旅行をする意向がない」と答え、13・4%が「ある」と回答した。
 昨年は750万人以上の韓国人が訪日。韓国人の約6人に1人が日本旅行するほどのブームだった。
 だが、今年8、9月の日本旅行商品の予約率は前年の約6割に減り、昨秋の連休で海外旅行先の1番人気だった大阪が、ホテルの予約状況から今年は10位に転落したと報じられている。こうした旅行控えは、日本路線が稼ぎ頭だった韓国の格安航空会社(LCC)を直撃、運休や減便を余儀なくされている。韓国企業も苦しめている現実がある。
 
 7月下旬に行われた別の世論調査では、8割が「日本の製品を買うことがはばかられる」と答え、「そうでない」は15%にとどまった。不買や旅行拒否の積極的な賛同者だけでなく、周囲の目を意識して購入や旅行を控える人が少なくないと分析されている。
 
 
五輪開催国がこのザマ、嫌韓の矢代弁護士が韓国に「 嫌なら来なくて良い」と公言
まるこ姫の独り言 2019年8月21日
すごいよね、この上から目線はどこから来るのだろう。
影響力の大きいテレビで、五輪ホスト国が隣国を見下すような発言は明らかに行き過ぎている。
弁護士ともあろう人間がそんな100対0みたいな話が通用すると思っているのだろうか。
相手だけが一方的に悪いというのはあり得ない話だ。
しかも国対国の場合、どう考えても100対0はあり得ない。
しかし、どちらが正しいにしても、日本はすべて正しい、韓国がすべて悪いと見ている人を煽るような発言はいかがなものか。
必ず、煽られる人が出てくる。
どうして、この国のある特定の人は、韓国を必要以上に忌み嫌うのだろう。
   8/20(火) 14:23配信  東スポウェブ
 番組では、韓国外交省は、在韓日本大使館の担当者を呼び、汚水処理の今後の方針などを説明することを求めたという報道を伝えた。また、東京五輪に関しても、各地域のオリンピック委員会の代表者が集まる会議を前に、韓国オリンピック委員会が食の安全や選手の健康を懸念するという事前通知を行ったという。
 五輪準備に疑義を抱かれた日本側は、韓国に個別の対応を検討していることに対しては「丁寧な説明を韓国にだけするっていうことなんですけど、そんなの必要ないですよ。嫌だったら別に来なくても結構だというスタンスでいいんじゃないでしょうか」と言い放った。
なんで韓国には丁寧な説明が必要ないのだろう。
国対国なんだから、相手が疑義を感じているのなら五輪を開催する国として丁寧な説明が必要なのは当たり前の話だ。
それを、韓国に対してだけは丁寧な説明は必要ないという。
嫌だったら来なくてもよいという。
いくら個人の感想にしても、多くの人が見ているテレビで発する言葉ではない。
まるで駄々をこねている子供のようだ。
日本国だって、例えば韓国の原発が未曽有の大事故を起こして放射能をまき散らしているとわかれば、日韓は仲が悪いからとか、仲が良いからとかではなく、自国民の健康や食の安全を考えて相手国に疑義を伝えるだろうに。
しつこいくらいに確かめる筈だ。
安倍政権だからどうではなく、どの政権になっても国民の健康や食の安心安全を考えたら、しつこいくらいに確かめてもらわなければ困る。
多分、韓国とは違う国が同じことに疑義を持っても、これほどヒステリックな対応はしないだろう。
これほど敵対するのは韓国だからだ。
メディアが過剰な反応を示せば示すほど、国民も煽られる。
今までそれほど軋轢もなかった国民同士なのに、メディアや政権に煽られた結果、仲が悪くなればなるほど経済にも影響してくる。
どうしてそれが分からないのか。
せっかく東京で五輪が開催されるのに、隣国を拒否するという前代未聞の居丈高な態度を取るのはホスト国としての見識を疑われる。
テレビで影響力のある人が、自分の感情をぶつけるのは本当に止めて欲しい。
ウヨが「嫌なら日本から出て行け」と言うのと同じ発想を弁護士がするとはね