2024年9月9日月曜日

岸田「憲法改正一気呵成に議論を進める」~(まるこ姫の独り言)

 在任中、憲法の上に米国の意向を置いてその膝下になることに勤しんできた岸田首相ですが、この期に及んで「憲法改正を一気呵成に進めなければならない」と力説し、「これから選ばれる新しい総裁にもしっかり引き継いでもらえるよう、私自身しっかりとそれを申し送りをし、そしてさらなる議論につなげていく」と述べたということです。
 もはや手の付けようもありません。「最高位にある憲法」の改悪を「一気呵成」にやるとは一体どういう精神なのでしょうか。そこには「憲法改悪」を肯定できる論理がないことを半ば認めていることが窺えますが、そうであればなおのこと罪が重いということです。
 まるこ姫が掲題の記事を出しました。

 併せて「くろねこの短語」氏の相当長いタイトルの記事「自民党が信頼を失ったのは国民との約束を守らなかったから。だから、結党以来の約束である憲法改正に全力を尽くしたい」(小泉進次郎)・・・この論理の飛躍にこそ世襲のバカボンの危険性が潜んでいる!!」を紹介します。
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岸田「憲法改正一気呵成に議論を進める」裏金政党が何を言うか
                        まるこ姫の独り言 2024.09.04
自民党は本当に憲法改正を叫ぶのが好きな政党だ。

今回も総裁を辞める岸田が、総裁選のお祭り騒ぎに乗じてまた「憲法改正」
しかも一気呵成に議論を進めるだと

こういうときだけ素早いのが、最近の自民党のお家芸で、特に岸田は在任中、何の成果も無かったからか、改憲で名を挙げようと躍起になっている。

岸田総理 憲法改正へ「一気呵成に議論を進める」
                  9/2(月) 23:59配信 テレビ朝日系(ANN)
>自民党は、憲法改正に向け、9条への自衛隊明記や緊急事態条項の新設に関する論点をまとめました。岸田総理大臣は「一気呵成(かせい)に議論を進めなければならない」と強調しました。

いくら、新設や色んな文言を憲法に書き加えたとしても、それを運用する方が無能な悪党だとしたら、国民の望むような運用ができるだろうか。

権力を持っている方に利になれど、国民に取って害になる可能性大だ。

しかも、長年権力の座にいる自民党は不祥事だらけで、昨日の記事に書いたように4年で13人も自民党議員が起訴されている。

これだって、政権与党に人事権を握られて操り人形化している検察のやる事で、もっと違う組織が本腰を入れて捜査したら、それこそ三桁にもなるのではないかと思うほど、自民党議員の「政治とカネ」の強欲度は目に余る。

自民党政権は国民が望む議論は無視か、亀の歩みの様にのろいのに、国民が関心から行くと下位に位置する「憲法改正」はやたら声高に叫ぶ。
この人たちは、国家権力に縛りをかけている憲法を何が何でも改正しようとしている。

狂信的と言ってよいほど、何かにつけて「改憲・改憲・改憲」

「改憲論議」の前に、喫緊の課題がいくらでもあるだろうに・・・・ 




物価高対策とか円安是正とか、景気対策とか、れいわの米騒動を何とかするとか・・・・

そこには何の関心も無く、改憲論議?
バカ言っちゃあいけないよ!

国民を守る今の憲法のどこが悪い。
戦後何十年も、この平和憲法で何不自由なく生きてきている。

しかも犯罪者続出の裏金政党が何を言うか。
裏金問題は自民党の中では終わったことになっているが、「改憲論議」は自分達の身を正してからの話じゃないか。

自分たちはやりたい放題で、少しも政治改革をする気も無く、憲法を変えたい?犯罪者たちが?

国民にばかり無理難題を押し付ける政党。
やっぱり一般国民とものすごい大きな隔たりがあると感じる。


「自民党が信頼を失ったのは国民との約束を守らなかったから。だから、結党以来の約束である憲法改正に全力を尽くしたい」(小泉進次郎)・・・この論理の飛躍にこそ世襲のバカボンの危険性が潜んでいる!!
                       くろねこの短語 2024年9月 7日
 出るぞ出るぞ詐欺だったら面白いのにと期待したんだが、さすがにそうはならなかったか。レジ袋・進次郎が自民党総裁選出馬表明しましたとさ。
 これまで出馬表明した候補者と同じく、口当たりのいい政策を羅列するだけで中身はスッカラカンの会見だったんだが、居並ぶ記者の質問も軽い軽い。「私が総理になったら」って言葉を何度も繰り返すたびに背筋がザワついてしまった。
 この会見で一番気になったのが、憲法についてだ。
「政治とカネ問題で自民党が信頼を失って以降、どうしたらもう一度自民党の語る国家ビジョン、政策に耳を傾けてもらえるんだろうかと考え続けてきた」
「約束を守ることから始めないといけない。そう思いました」
「自民党の立党以来の国民の皆さんとの約束を守ることに全力を尽くしたい」
「一度も国民に憲法改正の是非を問う機会すら提供しなかった現状を打破したい」

 ようするに、「自民党が信頼を失った→信頼回復には約束を守ることが大事→結党以来の国民との約束を守りたい→だから憲法改正」ってことなんだが、凄い論理の飛躍だよね。
 そもそも、自民党の自主憲法ってのは国民との約束ではなくて、党の綱領のひとつに過ぎない。国民が自民党に頼んだわけではない。
 何度も言うけど、国会議員、ましてや総理大臣には「憲法遵守義務」があるんだから、こんなことを軽々しく口にする世襲のバカボンに、やっはり国の舵取りをまかせてはいけないってことだ。

小泉進次郎 出馬会見 全文

以下はXの紹介

小西ひろゆき(参議院議員)@konishihiroyuki 8:03 PM · Sep 6, 2024
小泉氏の出馬会見はまさに軽薄の極み。驚いたのが、政治と金問題で自民党が失った信頼を取り戻すために結党以来の国民との約束の憲法改正をやると述べている。
本来、裏金議員は公民権停止で議員の資格を剥奪されるべき者であり、改憲論議も発議の資格もない。
狂ってます。Show more
sosaisen.shinjiro.info
出馬会見全文|小泉進次郎 | 自民党総裁選特設サイト

(後 略)