東日本大震災後、トモダチ作戦で三陸沖に派遣された米原子力空母ロナルド・レーガンの乗組員が、東電から福島原発事故の状況が正確に伝えられなかったために被曝したとして、同社を相手に損害賠償と医療の保障を求めた訴訟は、その後原告数が115人を超えさらに増える見通しだということです。
原告のうちの2人がニューヨークで記者会見し、「将来にわたり医療費を保証してほしい」と東電に対し訴えました。
関連記事 : 12月31日付「トモダチ作戦の米軍人が 東電 に損害賠償の訴訟」
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「医療費保証を」と、東電に訴え 震災支援の元米兵
東京新聞 2013年3月12日
【ニューヨーク共同】 東日本大震災後に三陸沖に派遣された米原子力空母の乗組員らが、東京電力福島第1原発事故の情報が正確に伝えられず、健康被害を受けたとして東電に損害賠償を求めた訴訟で、原告の元乗組員2人が11日、米ニューヨークで記者会見し「将来にわたり医療費を保証してほしい」と東電に対し訴えた。
原告側弁護士は同日、原告数が115人を超えたと明らかにした。さらに増える見通しという。訴訟は昨年12月、米兵8人と、事故当時妊娠していた女性乗組員の子供1人を含む計9人が起こしていた。