安倍政権が反原発の姿勢をドンドン後退させ、原発の再稼働への姿勢を明確にしている中、福島第1原発事故から2年になるのを前に、ドイツやフランスで反原発の催しが行われました。
原発の大事故で今も毎日数億ベクレルの放射能を世界の空と海に撒き散らしている日本が、まだ安全性の確認も出来ていない中で、再び原発を稼働させようとするのは許されることではありません。
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パリで反原発「人間の鎖」 ドイツでも、市民ら参加
東京新聞 2013年3月9日
【パリ、ベルリン共同】
東京電力福島第1原発事故から2年になるのを前に、ドイツやフランスで9日、原発反対を訴えるイベントが行われた。パリの中心部などでは反原発団体の代表者らが「フクシマの教訓を忘れてはいけない」と訴え、手をつなぎ「人間の鎖」をつくった。
パリでは約25の環境保護団体などが参加。フランス電力や原子力大手アレバ、経済・財政省の建物前などを通る約40キロを人間の鎖でつなぐ計画。参加者らは徐々に鎖をつくっていった。
ドイツの主催者団体によると、中部のグローンデ原発の周り40~60キロを囲む人間の鎖をつくり、他の原発でもデモを実施。約2万人が参加。