しんぶん赤旗の3つの記事を紹介します。
・日本動け 声一緒に. 若者が注目、デモ隊にカメラ 名古屋 ガザ停戦求める日曜デモ
昨年10月から続くイスラエルによるガザ地区でのジェノサイド開始直後から停戦を求め続けてきた「ガザ緊急アクションなごや」が23日、名古屋市中区で定例の日曜デモを実施しました。
・がれきに埋もれたまま4000人 親を喪失1万7000人 ガザの子 辛苦
イスラエル軍が昨年10月にガザ地区に侵攻して以降、今年2月時点での子どもの被害について国連機関やガザ保健当局のデータをもとに分析すると、少なくとも約1万7000人の子どもが親を失ったり、親から引き離されたりしました。また約4000人の子どもがイスラエル軍の攻撃で崩壊した建物のがれきの下に埋もれています。国際人道団体セーブ・ザ・チルドレンが24日に推計を発表しました。
・イスラエルが「偽情報を拡散」 国連総長が非難
グテレス国連事務総長は24日の記者会見で、同氏が「ハマスを支持している」という虚偽の情報をイスラエルが拡散していると指摘し、同国を非難しました。
同氏は「私はこれまでにハマスを102回非難したことがあり、そのうち51回は公式な演説の中でした」と強調。「真実は、最後には必ず勝利する」と述べました。
イスラエルは自分たちが不利になる事柄については、恥も外聞もなくあらゆる場面ですぐにばれるニセ情報をバラまいています。
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日本動け 声 一緒に 若者が注目、デモ隊にカメラ 名古屋
ガザ停戦求める日曜デモ
しんぶん赤旗 2024年6月26日
昨年10月から続くイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区でのジェノサイド(集団殺害)。開始直後から停戦を求め続けてきた「ガザ緊急アクションなごや」が23日、名古屋市中区で定例の日曜デモを実施しました。
今にも雨が降りそうな天候のなか、「今すぐ停戦」や「誰もころすな」と書かれたプラカードを掲げた約80人の市民が栄の繁華街を歩きました。「(ガザヘの)支援を止めるな、日本は勣け」「声をあげよう、一緒に歩こう」などと声をあげました。
「イスラエルがやっていることに対し、市民として黙っているわけにはいかないとの義務感で参加している」という自営業の福岡三郎さん(50)は昨年から日曜デモに参加し続けています。
偶然デモに遭遇し、歩道から携帯カメラを向けていたインドネシア出身で市内在住のイワヤン・ディタ・ヘリアワンさん(27)は、「ガザの子どもたちは学校にも行けず、食べ物も不足している。イスラエルはパレズチナを解放してほしい」。
デモ隊の先頭で「イスラエルは虐殺やめろ」と書いた横断幕を持って歩いた愛知県日進市在住の60代女性は「自分の周りにガザに関心を持っている人が少ない。ガザの人たちだけで解決できる問題ではないので、ひとりでも多くの人に関心を持ってほしい」と語りました。
がれきに埋もれたまま4000人 親を喪失1万7000人 ガザの子 辛苦
しんぶん赤旗 2024年6月26日
イスラエル軍が昨年10月にパレスチナのガザ地区に侵攻して以降、今年2月時点で、少なくとも約1万7000人の子どもが親を失ったり、親から引き離されたりしました。また約4000人の子どもがイスラエル軍の攻撃で崩壊した建物のがれきの下に埋もれています。国際人道団体セーブ・ザ・チルドレンが24日に推計を発表しました。
国際人道団体推計
国連機関やガザ保健当局のデータをもとに子どもの被害を分析しました。
発表によると、ガザ地区内の集団墓地からは、拷問された痕跡がある子どもたちの遺体が発見されています。また正確な数は特定できないものの、イスラエル軍に拘束されて強制的にガザから遅れ去られて万方不明になっている子どもたちもいます。
これらとは別に、殺害された子どもは1万4000人以上。ぞの約半分は、攻撃の影響で原形をとどめないほど遺体が傷ついており、全員の身元は特定できていません。
セーブ・ザ・チルドレンは「停戦こそが紛争から子どもを守る唯一の方法だ」と強調。ジェレミー・ストーナー中東地域局長は「ガザは子どもたちの墓場になっている。独立した調査を行い、責任者を追及しなければならない」と指摘しました。
同団体は、推計発表にあたってイスラエルに対し、赤十字国際委員会、国連機関、独立した人権専門家によるガザ訪問と現地調査、家族再会への支援を認めるよう求めました。また全当事者に国際人道法や国際人権法の順守を要求し、違反した者の責任を問うことを呼ぴ掛けました。
イスラエルが「偽情報を拡散」 国連総長が非難
しんぶん赤旗 2024年6月26日
【ロイター】グテレス国連事務総長は24日の記者会見で、「(同氏が)ハマスを支持している」という虚偽の情報をイスラエルが拡散していると指摘し、同国を非難しました。
グテレス氏は「同じ出どころから何度も、私がハマス歌一度も非難したこ泡がないとする主張を耳にしている」と指摘。「私はこれまでにハマスを102回非難したことがあり、そのうち51回は公式な演説の中でた」と強調。「真実は、最後には必ず勝利する」と述べました。
イスラエルのエルダン国連大使は、グテレス氏の発言は「実際の行動と比べて口先だけだ」と反論しました。
「湯の町湯沢平和の輪」は、2004年6月10日に井上 ひさし氏、梅原 猛氏、大江 健三郎氏ら9人からの「『九条の会』アピール」を受けて組織された、新潟県南魚沼郡湯沢町版の「九条の会」です。