2014年4月27日日曜日

「台湾ブログ」を紹介します

 サーチナニュースに載った「台湾人のブログ」を紹介します。
 日本人の習慣やサービス精神また日本の社会の安全さなどを、興味深くまた好意的に見ていることが伝わってきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【台湾ブログ】長年住んでも、日本人は「面白く感じる」 
サーチナニュース 2014年4月22日 
 日本人に嫁いだ台湾人女性が、「奇妙な日本:住宅編」というタイトルで、ブログ文を発表。「長年住んでも面白く感じる」日本人の慣習や特徴などを書きつづった。
 asaalaH(ハンドルネーム)さんは、日本の奇妙なところを台湾の友人たちに紹介したいという気持ちで、ブログに書き込み始めたとのこと。「住み慣れて何度見ても面白い」そうで、いくつか例を挙げ解説した。
 最初に挙げたのは、「人間性を試す農産物」だ。筆者は「農民が、採れた農産物を道端に並べ、値段を張って置きっ放しにする。すると買う人がやって来て、代金を集金箱に入れるのだ。お金を盗む目的で来る人はいない!」と、衝撃の事実を載せた。
 「これが台湾なら、農産物もお金も盗まれているかもしれない」というのが、正直な思いのようだ。生産者と消費者が信頼関係で結ばれ、無人でも犯罪が起こらない日本のシステムは、台湾の人々にとって信じ難いようである。
 続いて「自宅で花見ができる」環境を作っていることにも、驚いているという。「日本人は桜が大好き。お花見を楽しむ習慣があるが、自宅の庭に桜の木を植えている人が意外に多い」ことに気付いた筆者は、近所を歩きながら美しい桜を度々見つけ、鑑賞しているようだ。台湾の住宅で庭の木を鑑賞する機会はなく、物珍しいのだろう。
 また筆者は、「日本の住宅街が静かすぎる」ことに、少々戸惑っている様子。スーパーや郵便局のある便利な場所よりも、閑静な地域に家が建ち並んで土地代も高いことに驚き、「日中でも誰にも会わない時があるほど静か。便利さを追求する台湾とは全く違う。
 台湾は駅やスーパー、商店街に近ければ近い所が人気で、どこを歩いていても人に会う」と、比較した。人や交通量が多いにぎやかな場所に住みたがらない日本人の姿を、筆者を始めとした台湾の人は不思議な気持ちで見ているのかもしれない。
 最後はゴミの出し方、と筆者は挙げた、「ゴミをきれいにまとめ、秩序を守っている」のが日本人だそうだ。「日本の各地域すべてとは保障できないが、私の近所はこう」とゴミ置き場の写真を載せ、「住民は週に2回程度、袋に入れたゴミを路上に出す。
 カラスや野良猫防止の網がかけられ、資源ゴミの回収は別日に設定されている」と、ゴミの種類と曜日もキチンと分けられていることを紹介した。
 続けて「ゴミなのに、キレイに並べられている」と整然とした置き場に感心し、「回収やリサイクルは、日本と同様台北でも行われているが、キレイにゴミを並べることはできていないだろう」と、日本人のマナーの良さを褒めた。
 以上が筆者が感じた日本の奇妙なポイントだ。無人販売所でも決められた商品代を払い、住居は便利さよりも静かな環境を選ぶ。そしてゴミ出しでもルールを守り、秩序を保っているのが日本人であることを訴えている。筆者によるとこれらは「住宅編」とタイトルが付いているので、日常生活や日本人との付き合いなど、経験を通していろいろと感じていそうだ。日本人のイメージとして、キチンとしている生真面目な国民性を痛感していることだろう。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
 
 
【台湾ブログ】サービス精神あふれる日本人の接客 
サーチナニュース 2014年4月17日 
 日本へ何度も旅行している台湾人女性が、サービス精神あふれる日本人の姿勢や魅力をブログに載せた。これまでの経験から日本人に接するのは慣れているものの、驚くこともまだあるらしく、あらためて「日本人の奥深さ」についてつづっている。
 20年近く前に日本語を学び始め、日本や日本人について知識が深そうなChoyce(ハンドルネーム)さんは、「90度のお辞儀に敬語、丁寧な言葉使いなど、日本の独特な感覚には慣れている」と公言するほどの人物だ。長年に渡って日本を訪ね、国民性や習慣を学習し知り尽くしたようだ。
 そんな筆者をビックリさせたのが、携帯電話会社のカウンタースタッフだったという。ソファに座ってカタログを見ている客のそばで、「ひざを地面につけ、低い目線で会話をしていた」そうだ。続いて東京原宿の美容室にカットに行った時には、「美容師は着席した私に対してしゃがみ込み、髪型の希望を聞いてきた」とのこと。
 筆者は「驚きすぎて言葉も出なかった」と述べている。顧客を敬い丁寧に接客する日本人の姿勢は、外国の人々を驚かすこともあるようだが、少々過剰気味に映っているかもしれない。
 筆者は日本だけではなく世界各国を旅しているようだが、その理由は「いろんな国に行くのは、日本に行き過ぎた後のリフレッシュ」だという。日本と他国を比較したい、違いを感じたいという思いを強く持っているようだ。
 「だが騒がしくてゴミゴミした中国にいると、適度な距離を保ってくれる日本が恋しくなる。柵を飛び越えて地下鉄に乗り込むフランス人を見ると、秩序よく整列する日本人が恋しくなる。
 フィリピンの空港で当たり前のようにお金を請求されると、自然に法律を守っている日本がなつかしく感じる」と具体的な体験談を挙げ、日本の素晴らしさをつづってくれている。我々日本人が外国に行った時に思うことを、筆者も感じているようである。
 「毎回日本を離れる時に見送ってくれる友だちの優しさは、私の帰りをいつまでも待ってくれている安心感がある」と述べた筆者の周りには、友情に厚く親切な日本人が多そうだ。日本好きなのは、友人たちの影響が強いのかもしれない。
 また「何が良くて日本に何度も行くのか? と聞かれた際には“帰属感”と答えるだろう」と述べている。「それは別の国から与えられることのない感覚」と言い切っており、筆者の前世は日本人だったのではないかと思ってしまう内容だ。
 ブログの後半は「サービス精神あふれる日本人の心は、立派な文化財。異国文化を感じ取ることは、お金では買えない貴重な物なのです」と、締めくくった筆者。プライスレスな体験を求めて、各国への旅を続けると思われるが、その中でも日本は筆者を魅了して止まない特別な国のようだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
 
 
【台湾ブログ】保護者がいない!電車通学する日本の小学生たちに驚き 
サーチナニュース 2014年4月14日
 「人間観察」が好きらしき台湾人が旅行で東京を訪れた際に、「平日を選んだので、電車通勤するサラリーマンの姿が見られる!」と喜んだ様子がブログにつづられていた。しかし、サラリーマン以上に気になった台湾では見慣れぬ光景に目を奪われたようだ。
 ハンドルネームmesonさんは、毎朝地下鉄の駅に行ったという。「地下鉄の駅では、スーツ姿で身を固めたサラリーマンが足早に電車に乗る姿が見られた」と述べ、じっくり観察。駅構内の様子として「台湾の電車は地下1階か2階程度を走っているが、日本は地下のかなり深い所まで掘って駅を作り電車を走らせている。地下鉄ひとつの路線の下に、さらにほかの路線が走っているのだ」と、日本ならではの地下鉄事情を伝えた。
 続けて「そういった構造は、土地代が高額な東京都には最適だと思う」と感想を述べた。そしてmesonさん自身は、電車内の混雑を避けるべく「都心とは逆方向に向かった」そうだ。
 都心に向かいたい時も、mesonさんは「混雑する電車を避けるべく、朝6時半の電車に乗った」とのことで、満員電車は避けられたという、そしてその車内で、驚くべき光景を目にしたそうだ。「可愛らしい小学生が、なんと自分たちだけで電車に乗って通学している」ことだった。大人の同伴はなく、子ども数人だけで電車で移動している姿にとにかくビックリしたそうだ。
 「身長120センチ程度の小学一年生位の子どもが、自分たちで電車に乗っているなんて! こんなに小さなうちから電車に乗っているのか!」と、言葉を変えて何度も驚いたことをつづっているあたり、予想できない意外な出来事という感じで本当に驚いたことが伝わってくる。
 mesonさんはその子ども達の電車通学シーンをこっそりカメラに収め、ブログに載せた。ぼんやりと写った写真なので顔や姿など特定できないが、制服姿にランドセルを背負った数人の子どもの様子はわかる。mesonさんは台湾に戻った後、その写真を息子に見せたところ「日本の子どもは、大人に頼らないなんてすごい! と言っていた」と、感服していたことを報告した。
 日本の子ども達に驚かされたmesonさんだが、平然としている大人たちも気になったようだ。「騒いでいる子どもがいても、乗客たちは嫌な表情ひとつしない。まるで遊園地……と思える電車だった」と、感想をまとめている。
 そして最後には「日本人は礼儀正しくて丁寧だが、電車の席は譲りたがらない。子どもに席を譲る場面は少ないだろうと思え、電車通学する日本の子ども達は実は大変な思いをしていたようだ」と締めくくった。
 台湾も電車や地下鉄が走っているが、筆者がひたすら驚くあたり“子どもだけで乗車”というケースはほとんどないのであろう。一般的な通学手段は徒歩か両親の送迎なのではないだろうか。小学校低学年なのに大人の同伴無しで電車に乗ることは、イメージできない程“ありえない”ことなのかもしれない。
 そして台湾の人々の多くは電車やバスの中で、お年寄りや妊婦、子どもを見つけると声をかけ席を譲るのが一般的。mesonさんが、「日本人は席を譲りたがらない」と感じてしまうのは当然なのかもしれない。外国人は電車の中で、“これぞ、日本”と思えるいくつかの光景を目にしている可能性がありそうだ。(編集担当:饒波貴子・黄珮君
 
 
【台湾ブログ】名古屋のモーニングサービス、朝から幸せな気持ちに 
サーチナニュース 2013年12月22日 
 名古屋など中京圏の朝食サービス「モーニングサービス」は、1杯の飲み物を購入するとトーストなどの朝食が付いてくるといったサービスで有名だ。台湾人女性のYUKI(ハンドルネーム)さんは名古屋でモーニングサービスを体験し、その感想をブログで紹介している。
 筆者がモーニングサービスを楽しむために向かったのは宿泊していたホテルの近くにあった上島珈琲店だ。上島珈琲店は台湾にも進出しており、筆者も馴染みがあったため入りやすかったそうだ。
 上島珈琲店が提供しているモーニングサービスは6種類のなかから好きなメニューを選ぶことができる。筆者はトーストの上に1枚の分厚いチーズ、さらにはちみつとバターが乗った厚切りチーズトーストと紅茶を選択した。トーストを眺めているだけでよだれが出てきたという筆者は「はちみつとバターの組み合わせなんて、何て魅力的なんだろう」と大絶賛だ。
 さっそく厚切りチーズトーストを食べてみると、トースト自体が柔らかくてモチモチしており、あまりのおいしさについつい大きな口で食べてしまったという。決して甘すぎることなく、後味を楽しめる絶妙なおいしさだったという。紅茶とのセットで価格は500円というお得さだ。
 筆者の友人はベーコンエッグ&厚切りバタートーストを注文。見るからに新鮮なボリュームのあるサラダとバタートーストに友人も大満足だったらしい。筆者は名古屋のモーニングサービスに心から満足したようで「朝から幸せな気持ちにしてくれる素敵な朝食だった」と結んだ。
 筆者が名古屋のモーニングサービスに満足したようで何よりだ。名古屋など中京圏のモーニングサービスは、日本のほかの地域のモーニングサービスよりも量・質ともに並外れて良いと言われており、名古屋のモーニングサービスをスタンダードなものと思ってしまった場合、ほかの地域のモーニングサービスに不満を感じる恐れがあることだけが心配である。(編集担当:畠山栄)