核兵器廃絶に向けて世界の各都市が連帯する「平和首長会議」(NGO)の加盟都市数は、4月1日で、158カ国・地域の6千に達しました。
平和市長会議は、1982年に国連本部で開催された第2回国連軍縮特別総会において、荒木武・広島市長(当時)が、「核兵器廃絶に向けての都市連帯推進計画」を提唱したのに賛同する世界各国の都市で構成された団体で、2020年までの核兵器廃絶を目指して、国際的なキャンペーンを続けています。
日本では、東京の17区を含めた1439市町村が加盟(2014.4.1現在)し、新潟県では、佐渡市を除く全19市と5町4村の計28市町村(湯沢町を含む)が加盟しています。(19市以外の加盟町村は、出雲崎町、聖籠町、田上町、津南町、湯沢町、粟島浦村、刈羽村、関川村、弥彦村)
国内加盟都市会議も組織され、2012年に第1回会議が開かれて、湯沢町の上村町長(当時)も参加しました。
(関係記事)
2013年1月18日 平和市長会議(国内会議)が長崎で開かれる
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平和首長会議、6千都市が加盟 核廃絶目指すNGO
東京新聞 2014年4月1日
広島市は1日、核兵器廃絶に向けて世界の各都市が連帯する非政府組織(NGO)の「平和首長会議」(会長・松井一実広島市長)の加盟都市数が158カ国・地域の6千に達したと発表した。
広島市によると、新たに加盟したのは、北海道滝川市や福島県大熊町など日本の29市町村のほか、イランの56都市、イタリア、オランダ、ノルウェーのそれぞれ1都市の計88の自治体。
平和首長会議は1982年に設立。2020年までの核兵器廃絶を目指し、国際的なキャンペーンを続けている。会議の運営費は広島、長崎両市が負担してきたが、15年から加盟都市にも負担を求めていく方針。(共同)