武蔵野市は、8月に長崎市の平和祈念式典や全国からの参加者と平和を考え交流するイベントに参加する「青少年平和交流派遣団」の団員募集を始めました。
対象は市内在住・在学の中学、高校生12人で、事前の学習会や事後の報告会などに参加できることが条件で、長崎に行く日程は8月8~10日の3日間です。
武蔵野市は世界連邦都市宣言をしてから55周年を迎えたのを機に、2012年以来の二度目の派遣を決めました。
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平和の大切さ 長崎で学ぼう 武蔵野市 8月に中高生交流団派遣へ
東京新聞 2015年4月19日
武蔵野市は、八月に長崎市の平和祈念式典や全国からの参加者と平和を考え交流するイベントに参加する「青少年平和交流派遣団」の団員募集を始めた。戦後七十年の今年、武蔵野市が平和を願って世界連邦都市宣言をしてから五十五周年を迎えたのを機に、若者に平和の大切さを学んでもらおうと、二〇一二年以来二度目の派遣を決めた。
対象は市内在住または在学の中学、高校生十二人。平和学習に関心があり、派遣後、平和について学んだことを伝えいかしていける生徒で、事前の学習会や事後の報告会などに参加できることが応募条件。
日程は八月八~十日の三日間。原爆投下の九日の平和祈念式典に出席し、長崎市が主催する青少年ピースフォーラムでは、全国から集まる小学生~大学生約五百人と交流。グループに分かれて平和について意見交換などをする。原爆資料館などの見学もする。
派遣に先立ち六月から七月下旬にかけて長崎での被爆体験講話を聞き、武蔵野市内の戦跡巡りなどをする事前学習会が三回ある。また、十一月二十三日の武蔵野市平和の日イベントでは派遣報告会が開かれる。
参加費二万五千円。応募は五月一日までに参加申込書を武蔵野市市民活動推進課に提出するか郵送する。書類審査、作文、面接で選考する。問い合わせは同課=電0422(60)1829=へ。 (竹島勇)
全国からの参加者の交流会の様子=長崎市で
(2012年 撮影、武蔵野市提供)