沖縄県「いしがき女性9条の会」が11日、定期総会を開き、辺野古新基地建設計画撤回を求める特別決議案を可決し、「戦争立法」に反対する声明を採択しました。
特別決議と声明は安倍首相らに送付します。
また2015年度活動計画には、八重山への自衛隊配備に反対し、自衛隊を災害救助隊に変える運動など憲法9条を守っていく運動を盛り込みました。
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新基地建設撤回 女性9条の会
八重山毎日新聞 2015年04月12日
いしがき女性9条の会(江川三津恵会長、会員109人)は11日、県八重山平和祈念館で定期総会を開き、辺野古新基地建設計画撤回を求める特別決議案を可決したほか、「戦争立法」に反対する声明を採択した。
特別決議は「政府が民意を無視して新基地建設を強行し、辺野古の環境を破壊し、異常な警備で人権を踏みにじっている」と抗議している。
声明では、集団的自衛権の行使容認について「従来の自衛権の解釈から大きく逸脱するもの。世界規模でアメリカの引き起こす戦争に自衛隊が参戦できる態勢づくり」と抗議している。
2015年度活動計画には、八重山への自衛隊配備に反対し、自衛隊を災害救助隊に変える運動など憲法9条を守っていく運動を盛り込んでいる。
憲法9条を守っていく活動計画を確認するいしがき女性9条の会
のメンバーら=11日午後、県八重山平和祈念館