三重県松阪市の山中光茂市長は、集団的自衛権行使を認めた昨年７月の閣議決定は憲法違反だとして、決定の無効確認を求めて提訴する準備を進めてきました。
２３日の発表によれば、原告団に参加する市民らが４１４人となり、安全保障関連法案が今国会で成立した後に提訴する考えということです。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～
違憲提訴の原告４百人超に 集団的自衛権で松阪市長
東京新聞 2015年4月23日
集団的自衛権行使を認めた昨年７月の閣議決定は憲法違反として、決定の無効確認を求めて提訴する準備を進めてきた三重県松阪市の山中光茂市長は２３日、松阪市で記者会見し、原告団に参加する市民らが４００人を超える見通しになったと明らかにした。
当初４月末を目指した提訴については、集団的自衛権行使を可能とする安全保障関連法案が今国会で成立した後に行うとの考えを示した。提訴先は検討中という。
山中市長は２２日時点で４１４人分の訴訟委任状が集まったとし「法的に安倍政権にノーを突き付ける」と力説した。 （共同）