「憲法9条を保持している日本国民」をノーベル平和賞に推す活動をしてきた市民団体のメンバーは9日、相模原市で記者会見し「今年受賞できなかったが、戦争放棄を定めた9条を輝かせるため、活動を続ける」と述べました。
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「9条を輝かせる活動を続ける」 市民団体メンバー
日刊スポーツ 2015年10月9日
「憲法9条を保持している日本国民」をノーベル平和賞に推す活動をしてきた市民団体メンバーは9日、相模原市で記者会見し「安全保障関連法の成立で憲法は危機に直面している。受賞できなかったが、戦争放棄を定めた9条を輝かせるため、活動を続ける」と誓った。
「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会の鷹巣直美共同代表(38)はチュニジアの「国民対話カルテット」に祝意を表明した上で「多くの日本国民が安保法制に反対し、自主的に声を上げている。1人1人の力を合わせ、本来の平和主義を取り戻そう」と呼び掛けた。
活動は2013年1月、鷹巣さんがノーベル賞委員会にメールを送ったのが始まりで、昨年、有力候補に急浮上し一気に注目された。記者会見場には実行委メンバーや報道陣らが詰めかけた。(共同)