2015年10月5日月曜日

05- バングラデシュ邦人殺害事件でISが関与の声明

 バングラデシュで3日、日本人男性が射殺された事件で、「イスラム国」(IS)のバングラデシュ支部を名乗るグループが、「イスラム国を攻撃する有志国連合への報復」だとする声明文を公表しました。9月下旬に首都ダッカでイタリア人の援助関係者が射殺された事件でも同様な犯行声明が出されていました
 
 NHKなどはバングラデシュにはそういう組織はまだない筈だというような報道をしていますが、、問題は、たとえ同調者であるにせよ現実に殺人を実行しているグループが存在しているという事実です。邦人の生命が危険に晒されているという現実です。
 
 この春いたずらにISを刺激し、「日本人には指1本触れさせない」と言って挑発した安倍首相は、その後海外に居住する日本人の安全を守るために一体どんなことをやったというのでしょうか。 
 私の預かり知らないことというような言い訳は許されません。
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バングラデシュ:邦人男性射殺事件でISが関与の声明
毎日新聞 2015年10月04日
【カイロ秋山信一】バングラデシュ北部で3日、日本人男性が射殺された事件で、過激派組織「イスラム国」(IS)のバングラデシュ支部を名乗るグループが事件に関与したと主張する声明文が3日、インターネット上に公開された。内容の真偽は不明。IS関連組織が9月下旬に首都ダッカでイタリア人の援助関係者が射殺された事件でも犯行声明を出していた。
 犯行声明は、日本が米軍主導の対IS有志国連合の一員だと指摘し、「日本人の不信心者を銃で殺害した」と主張。「十字軍連合(有志国連合)への攻撃は今後も続ける。イスラム教徒の土地に彼らの居場所はない」とさらなる攻撃を予告した。
 
 ISは今年1月、シリアで拘束した日本人男性2人を「殺害した」と発表。9月発行のウェブ版英字機関誌では、インドネシアやマレーシアなどの日本公館を具体的な攻撃対象の例として挙げていた。