朝日新聞 2014年12月25日
集団的自衛権の行使容認、特定秘密保護法(秘密法)の施行。群馬弁護士会所属の若手弁護士たちが、憲法に関連したテーマを気軽に学んでもらおうと、「憲法カフェinぐんま」を始めた。招かれた会場に出向き、お菓子をつまみながら、クイズや紙芝居を通じて憲法への理解を深めてもらう取り組みだ。
「憲法カフェ」はもともと、有志による「明日の自由を守る若手弁護士の会」(事務局・東京)が始めた。県内では群馬弁護士会所属の村越芳美弁護士(32)ら数人が協力して今年8月から始め、大学生や地域住民が参加してきた。
伊勢崎市の公民館で11月末に開かれた憲法カフェは県内では7回目の開催。憲法を学ぶ公民館サークルのメンバーや、チラシを見て来た市民ら20~80代の男女10人が机を囲んだ。
村越芳美弁護士(右から2人目)が用意した
○×クイズに答える憲法カフェの参加者