2014年12月24日水曜日

1万本えんぴつ運動-高校生平和大使帰国報告会(長崎)

 アジアの貧しい子どもたちを支援する「高校生1万本えんぴつ運動」の鉛筆と義援金をフィリピンに届けた高校生平和大使の帰国報告会が21日、長崎市で行われました。
 この運動は核兵器廃絶を目指す高校生1万人署名活動実行委が2002年から実施しています。
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高校生平和大使が報告会
長崎新聞 2014年12月22日
 アジアの貧しい子どもたちを支援する「高校生1万本えんぴつ運動」の鉛筆と義援金をフィリピンに届けた高校生平和大使の西浦大輝君(17)=長崎南山高2年=の帰国報告会が21日、長崎市筑後町の県教育文化会館であった。
 
 同運動は核兵器廃絶を目指す高校生1万人署名活動実行委が2002年から実施。今回は昨年11月の台風直撃で被害を受けた現地への募金活動にも取り組んだ。11月、代表で西浦君と東日本大震災被災地の岩手県陸前高田市の同大使2人、引率者の計6人が訪ねた。
 
 報告会には高校生ら約30人が参加。西浦君は台風被害が大きかったレイテ島などを巡って現地住民と交流を深めたことを紹介し「原爆の歴史や平和活動について伝えると、今後も署名活動に協力したいと言ってくれた。台風被害の復興はまだ完全ではなく、今後も支援が必要」と振り返った。
 
 同大使を支援する全国連絡会の山川剛共同代表(78)は「今回の訪問は非常に大きな成果。これからも息長く平和活動を続けてほしい」と話した。