長野県中信地区などで配られているタウン情報誌に約5年半にわたって連載された「憲法をお茶の間に 中馬清福さんに聞く」の筆者の金井奈津子さんに、市民団体「平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF)」から「荒井なみ子賞」が贈られました。
反核・平和や人権擁護などを推進する優れた報道に対して贈られれるもので、4年ぶり6人目の受賞です。
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タウン誌連載の「憲法をお茶の間に」が受賞
朝日新聞 2014年12月22日
中信地区などで配られている「松本平タウン情報」に約5年半にわたって108回連載された「憲法をお茶の間に 中馬清福さんに聞く」の筆者で、松本市在住のフリーライター金井奈津子さん(56)に今月、市民団体「平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF)」から賞が贈られた。
賞の対象は、金井さんが受賞したのは主に女性に向けた「荒井なみ子賞」。4年ぶり6人目という。
企画のきっかけは、憲法改正手続きを定める2007年の国民投票法の成立だった。憲法をしっかり読んだことも、権力者の力を制限するために憲法があるということも知らなかった。ただ安倍首相が9条に手をつけることに前向きだったことを懸念。「息子も戦争に行く日が来るのか。憲法を知り、自分で判断できる力を持とう」と考えた。
受賞した記事のスクラップと記念の盾を持つ
金井奈津子さん=松本市