安倍首相は歴代の首相の中でダントツの外遊を繰り返し、あたかも自分の懐の金であるかのようにして金をバラまきましたが、その挙句に目指した対外政策のことごとくが失敗しました。
五十嵐仁氏は「外交というのも恥ずかしいほどの破産ぶり」だとしています※。
では国内ではどうなのかというと、それはもう言わずもがなで、「アベノミクス」という不況対策をもう4年近くも続けているにも関わらず、その結果は大企業と富裕層(+投資家たち)は大いに潤いましたが、肝心の国民の実質所得は年々減少し、消費はここ14か月連続の前年割れのありさまです。
怒りに燃える「まるこ姫の独り言」を紹介します。(文中の太字強調部分は原文に従っています)
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消費の前年割れ、事実上14カ月連続、
これってやっぱりアベノ不況だよな
まるこ姫の独り言 2016年11月30日
安倍首相がどれだけ強弁しても、消費不況は深刻なり。
消費は前年割れで、グラフを見ると恐ろしくなる。(グラフは添付省略)
消費の前年割れ、事実上14カ月連続 消費増税後上回る
朝日新聞デジタル 11/29(火) 20:40配信
総務省が29日発表した10月の家計調査(速報)によると、2人以上の世帯が使ったお金が物価変動の影響を除く実質で、8カ月連続で前年同月を下回った。うるう年の影響を調整すると、事実上14カ月連続のマイナスだ。2014年4月の消費増税後も13カ月連続のマイナスとなったが、これを上回る長さになった。
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この国では他国の大統領の不祥事の方が大問題なのか、日本の不況などどうでもよいのか、ほとんど報道しない。
安倍政権発足後、マスゴミは大々的にアベノミクスとか3本の矢とか宣伝してきたが、安倍政権に取って悪いニュースは、どこの社も自粛ってことか?
本来なら、この14か月マイナスなんて大ニュースの筈なのに。
14か月と言えば、1年以上も不景気のど真ん中にいる事になるのに、安倍首相の口から出まかせ嘘つき放題をどこも問題にもしないし、検証すらしない。
言ったもん勝ちの世界が繰り広げられているのが現状だ。
消費税増税後は、政府がどれだけ景気が良くなったと言い続けてきても、将来不安の為、国民は防衛しているという事だ。
GDPは、基準を変えたり、政府の都合のよい算定方法に代えても、こういう数字はごまかしようがない。
安倍首相は国会で、雇用が良くなったとか、数値が改善したとか、どこからか自分たちに都合の良い数字を見つけ出してきては、景気が良くなったと強弁してきたが、やっぱりそこは付け焼刃で語っているだけで、実態とは大きくかけ離れていたという事だ。
ここへきてあの石原ノビテルは、”消費低迷は天候不順が影響しているだけで、先行き不安などない”と言っているようだがいつも政府は、豪雨や天候不順が景気を悪くしているだけと自然災害に責任を転嫁してきたが、まったくナンセンスな話で野菜が高騰して買えない位に庶民生活は疲弊しているという事じゃないのか。
貧困にあえいでいるのだ。
年金カット法案が強行採決され、賃金が下がろうと、物価が上がろうと関係なく、今後の年金はカットされることになれば誰だって将来不安は募る。
安倍政権になってから、庶民虐めの法案程強行採決され、ますます先行きが不安になって来る。
庶民の暮らしの知恵としては、防衛するしかないのだ。
いくら安倍首相が雇用は改善されたとか、石原ノビテルが先行き不安はないと語っても、誰も信用しない。
ノビテルたちは生活の苦労がないから、本当の庶民の暮らしなど知ろうとしないし、知る由もない。
買い控えすればするほど、ますます景気は悪化する。
安倍政権のやり方は、悪循環なのだ。
わざわざ景気を悪くするような増税ばかりしているのが安倍政権で、いくら物を買えと言われても買えない。以上。