2019年1月7日月曜日

07- 習近平主席、軍部に闘争準備を指示

 中国の習近平国家主席は4日、軍部に対し、米国との軍事や貿易面での対立を念頭に「予測困難なリスクが増えている」ので「軍事闘争の準備をしっかりと行い、強軍事業の新局面を切り開く」よう指示しました。今後南シナ海や台湾海峡で米軍の行動が活発化すると予想を踏まえたものです。
 
 米中のトップに、経済的対立を直ちに「熱い戦争」に持っていこうとする意志があるとは思えませんが、双方の艦艇が南シナ海などで行動していれば、いつ何時一触即発の事態が生じないとも言えません。
 
 櫻井ジャーナルは5日、要旨「朝鮮半島では北朝鮮と韓国連携、韓国は中国やロシアとの経済的なつながりを強め、東アジア経済圏を構築しつつある。それに対し、アメリカは東シナ海や南シナ海での軍事的な圧力を強めて威圧しようと目論んでいる。ランディ国防次官補は同盟国、つまりオーストラリア、ニュージーランド、イギリス、フランス、カナダに対し、南シナ海における軍事的な影響力を高めるように求めたが、日本もそうしたグループに含まれているだろう」と述べています
 
 日本は先にアメリカの「航行の自由作戦」に同道していますが実に危険なことです。
 万一、米中間で戦端が開かれた場合、集団的自衛権を行使すると宣言している日本は、即中国の敵国になります。ミサイルでは米国に引けをとらない中国が、日本を火の海にしないという保障はどこにもありません。軍国少年気取りでアメリカに追随するだけの安倍首相の浅慮には呆れます。
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習近平主席、軍事闘争準備を指示 米国との対立を念頭に危機感
毎日新聞 2019年1月4日 
 中国の習近平国家主席は4日、中央軍事委員会の軍事工作会議で演説し、米国との軍事や貿易面での対立を念頭に「予測困難なリスクが増えている」との危機感を示すとともに「軍事闘争の準備をしっかりと行い、強軍事業の新局面を切り開く」よう指示した。国営中央テレビが伝えた。 
 
 習氏は、世界情勢が転換点を迎えているとし、全軍が危機意識を高めなければならないと強調。偶発的な衝突など有事に備えるよう訴えた。 
 
 4日付の中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は、南シナ海や台湾海峡で米軍の行動が活発化すると予想、中国軍による台湾封鎖などの計画を策定すべきだと主張した。(共同)