2019年1月8日火曜日

08- 新年早々 安倍首相は辺野古のサンゴを他に移したと大ウソ

 息をするようにウソを吐くという首相が何かを言ったからといっていちいち驚くべきではないのでしょうが、あの膨大なサンゴ群を一体いつ、どのようにして他の海に移したというのでしょうか。
 また、「砂をさらって他の海に移した」という砂浜に存在した絶滅危惧種とは、一体どんな生物のことなのでしょうか。
 見てきたようにウソを吐くという言葉がありますが、それを堂々と新年のNHKで演じるとはやはり並みではありません。
「まるこ姫」・「くろねこ」両氏の怒りのブログを紹介します。
 
 なおこの問題についてはLITERAが事実関係を報じているので併せて紹介します。
 それによると、実態は下記のとおりです。
昨年7〜8月に沖縄防衛局は辺野古側の埋め立て海域で見つかった絶滅危惧種のオキナワハマサンゴ9群体を採捕・移植している(安倍首相もこの件をもって「サンゴは移した」と大見得を切った)
②安倍政権は絶滅危惧種一覧(レッドリスト)に掲載されているサンゴの移植をおこなうことなく土砂を投入した
いま現在、防衛局が埋め立て工事に伴い特別採捕許可申請を出しているのは、小型サンゴ類が約830群体と約3万8760群体、大型サンゴ類約22群体にもおよぶが、これらは移植されていない、
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日曜討論、新年早々安倍の嘘に加速がかかり、辺野古の絶滅危惧種を他の海に移植したと

まるこ姫の独り言 2019年1月7日
 
 動画:安倍首相インタビュー https://youtu.be/0snmjgFNASA(28分10秒)
辺野古沖については20分以降
さらにサンゴやその他希少生物については22分以降
嘘ばっかりついている。
 
安倍首相
土砂を投入していくにあたってですね、あそこのサンゴについては、これは移しております。
 絶滅危惧種が砂浜に存在していたんですが、これは砂をさらってですね、他の海に移してるところです。
玉城知事
  安倍総理、それは誰からのレクチャーでしょうか。現実はそうなっておりません
 
安倍首相は、そこまで言ったなら、どこの海にどうやって移したのか具体的に説明するべきだ。
そうじゃないと、安倍首相の発言だけに、にわかには信じられない。
 
              2018/12/14(金) 7:05配信 沖縄タイムス
 軍事基地建設のため、約260種の絶滅危惧種を含む5800種以上の海洋生物が生息する「宝の海」に土砂を投入するのは、愚行以外のなにものでもない。

絶滅危惧種が砂浜にいたと?
砂をさらって、他の海に移し替えていると言っているが、いきなり土砂投入をするその隙に、他の海に移し替えるなんて芸当が出来る物なんだろうか。
 
しかも、絶滅危惧種のジュゴンは砂浜にいる訳ではない。
260種類もの絶滅危惧種は、単独で存在しているわけではなく全てが密接にかかわって存在しているのに、生態系を考えずに簡単に移植できるとは思えないけど。
安倍首相の言うように、辺野古に存在していた生態系通りに、どこの海に移植したのか検証する必要がある。
 
他の海に生息する生物だって、突然、違う所で生息していたものが来たらびっくりするだろうに。。。
人間が勝手に生態系を無視するような事をやって良いのだろうか。
 
安倍首相の発言は、何から何まで嘘臭い。
 
 
「土砂投入にあたっては、サンゴや希少生物は他の海に移しております」(安倍晋三)・・・嘘にもほどがあるというものだ!! ~
くろねこの短語 2019年1月 7日
 県民の74%が賛成している沖縄の県民投票に不参加を表明した宮古島の市長に対するリコール運動の動きがあるそうだ。この市長ってのは県内の建設業界が強力な支持をしていて、基地利権にもとかくの噂があるんだよね。リコールの輪が宜野湾や石垣にも広がっていけばいいのだけれど・・・。
 
 
 その辺野古埋め立てについて、初老の小学生・ペテン総理が大法螺というのも馬鹿馬鹿しい大嘘をこいてくれたってね。
 
「土砂を投入していくにあたってですね、あそこのサンゴについては、これは移しております。
 希少生物は他の海に移してるところです」
 
 これは、昨日放映されたNHK『日曜討論』での発言なんだが、おいおい、そんな話は聞いたことがないぜ。新聞・TVはこの発言をまったくスルーしているようだけど、辺野古の海の環境アセスについてはアメリカ国内でも問題視されているんだから、ペテン総理の大嘘はちゃんと検証しなくちゃいけないんじゃないの
 
 そもそも、「サンゴや希少生物を他の海に移してる」ってどうやってやるんだ? 科学技術的にそんなこと可能なのか? ペテン総理には、是非とも「丁寧な説明」してもらおうじゃないの、くそっ!!
 
 
(後半は別テーマにつき割愛します)
 
安倍首相が辺野古土砂投入で「サンゴを移した」と大嘘! 
本当は準絶滅危惧種のヒメサンゴを移植せず
LITERA 2019年1月7日
 安倍首相が新年早々、信じられないような大嘘とゴマカシをテレビでおこなった。昨日(1月6日)、放送された『日曜討論』(NHK)での、沖縄県で進められている辺野古新基地建設の土砂投入にかんする発言だ。
 
 司会者から辺野古への土砂投入の話題を振られた安倍首相は、「まず誤解を説かなければならない」と言い、こうつづけた。
 (中 略)
 まったく、とんだ大嘘を何回吐けば気が済むのだろう。米政府は普天間返還に対して那覇空港の滑走路使用など8つの条件をつけており、2017年6月、当時の稲田朋美防衛相も「前提条件が整わなければ、(普天間)返還とはならない」と国会で答弁している。つまり、「辺野古に基地ができれば普天間は返還する」などという約束はおこなわれていないのだ。「誤解」も何も、いま進められているのは辺野古への新基地建設にほかならない。
 
 しかし、問題はこのあと。安倍首相はこんなことを言い出したのだ。
「で、いま、土砂が投入されている映像がございましたが、土砂を投入していくにあたってですね、あそこのサンゴについては、移しております」
 土砂が投入された場所のサンゴは移している──。安倍首相はそう語ったのだ。
 この安倍首相の発言に対して、玉城デニー沖縄県知事はTwitterで〈安倍総理…。それは誰からのレクチャーでしょうか。現実はそうなっておりません。だから私たちは問題を提起しているのです〉と投稿したが、実際、安倍首相の発言はとんでもない嘘だ。
 
 たしかに、昨年7〜8月に沖縄防衛局は辺野古側の埋め立て海域で見つかった絶滅危惧種のオキナワハマサンゴ9群体を採捕・移植しており、安倍首相もこの件をもって「サンゴは移した」と大見得を切ったのだろう。
 しかし、現実には、土砂が投入されている区域付近で移植が必要なサンゴはこれ以外にも見つかっているのだ。
 
 たとえば、K4護岸付近では、準絶滅危惧種であるヒメサンゴが見つかっていた。当初、防衛局はこのヒメサンゴを移植しようと特別採捕許可を申請していたが、移植先の選定が適当ではないとの理由で不許可に。すると、防衛局はこのヒメサンゴを移植対象から外して護岸工事を進めた。
 
 だいたい、移植されたオキナワハマサンゴにしても、5〜10月の移植はサンゴの産卵期や高水温期にあたり死ぬ可能性が高いため、防衛局もこの時期の移植を避ける姿勢だった。にもかかわらず、昨年8月に防衛省でおこなわれた環境監視等委員会では「ハマサンゴは比較的高水温に強いという話があった」として方針転換。国内で前例のない遮光ネットで直射日光を避けるなどという策で移植に踏み切ったのだ。これにはサンゴの研究者である東京経済大学の大久保奈弥准教授も「オキナワハマサンゴが高水温に強いと示した論文はない。絶滅危惧種である以上は1群体も死亡させてはならず、白化死亡の恐れがある高水温期に移植を許した委員会の見識を疑う」と指摘している(沖縄タイムス2018年8月3日付)。
 
防衛局のコンクリート投下により、辺野古の94群体ものサンゴが破壊!
 いや、大前提として、防衛局は埋め立て承認願書に添付した環境保全図書で「事業実施前に」、専門家等の指導・助言を得て、可能な限り工事施工区域外に移植・移築して影響の低減を図るとしていた。ようするに、工事着工前にサンゴ類などを移植すると約束していたのだ。だが、防衛局はこの約束を守らず、「事業実施前」におこなうとしたのは「専門家の指導・助言を得ること」だと詭弁を弄しているのである。
 
 このように、安倍政権は当初の約束を次々に破り、レッドリストに掲載されているサンゴの移植をおこなうことなく土砂を投入した。しかも、いま現在、防衛局が埋め立て工事に伴い特別採捕許可申請を出しているのは、小型サンゴ類が約830群体と約3万8760群体、大型サンゴ類約22群体にもおよぶ。なのに、“土砂投入された場所のサンゴは移している”などと言い張ったのだ。