女流ブロガー3人が期せずして同じテーマについての手厳しい記事をのせました。それは「まるこ姫の独り言」、「晴天とら日和」、「日本がアブナイ!」 の面々です。
さすがに人気のブロガーたちなので、述べていることは正当で説得力があります。
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共産党を推薦する事はないという民進党の玉木雄一郎、見損なったぞ
まるこ姫の独り言 2016年5月21日
民進党の玉木雄一郎、国会でも度々目にするが、理路整然とした質問で、山尾志桜里と同じく頼もしく思っていたが。こんな人間だったか。。。残念過ぎる
【ツイート】 玉木雄一郎 @tamakiyuichiro
>昨日、民進党として参議院選挙に出馬を予定していた岡野朱里子氏の擁立を断念しました。共産党候補者との調整が決裂したことが最大の理由です。香川県の有権者の皆様に選択肢を提示できず心からお詫び申し上げます。なお「一本化」と報じられていますが、共産党候補を推薦するようなことはありません。
何でこんな無神経なツイートができるかなあ。。。
民進党から出馬予定者を擁立できなかったことは、それはそれで仕方がないが、なぜ、そのあとに、共産党候補を推薦するような事はありません。と言い切るのか。
言っては何だが、今回共産党はかつてないほど涙ぐましい努力をしていたと思うが。
野党共闘を旗頭にして何度となく野党各党に働きかけていた。共産党の捨て身の働きかけが無かったら、民進党は未だにてんでバラバラで、今よりもっとまとまりのつかない党だったのではないか。
プライドの塊の細野や前原は問題外だが、国会でしっかり与党を追及する玉木雄一郎だったら、少しは柔軟な思考を持っているのではないかと勝手に期待をしていたが。何のことはない、細野や前原と同類だったか。
支持率調査を見ても、どんどん政党支持率が低くなっている党の看板議員が、いつまでも共産党アレルギーがあったり、メンツを気にする人間だったとは。。。。。
今まで共産党は相当譲歩して、民進党に配慮してきた。それもこれも野党共闘のためだ。その党に対して、未だ、”共産党候補を推薦するようなことはありません。”
ここは、民進党の候補者を擁立できなかった悔しい気持ちを抑えてでも、野党が総力をあげて安倍政権と対決する姿勢を示すのが、民進党に課せられた使命じゃないのか。
少しは共産党にも配慮してやれよ。わざわざ、野党共闘に水を差してどうするのか。言わなくても良い事を言って票を減らしたいとしか思えない。
どれだけ危機感がないのだろう。野党共闘をしても、あの悪辣な自民党にはよほどのサプライズ
を仕掛けないと勝てないというのに、未だメンツにこだわって、共産党を目の敵にしている。
本当にがっかりした。こんな心根では、民進党の支持率は下がり続けるのと違うか?
それにしても民進党の議員は揃いも揃って、反自民の受け皿になりたくないとしか思えない。
国民の期待をことごとく裏切ることばっかりしている。
・・・・「野党一致してアベ政権を打倒しょうぜ!」
と言わない玉木雄一郎議員に抗議します!
晴天とら日和 2016年5月22日
【ツイート】 玉木雄一郎 @tamakiyuichiro
>昨日、民進党として参議院選挙に出馬を予定していた岡野朱里子氏の擁立を断念しました。共産党候補者との調整が決裂したことが最大の理由です。香川県の有権者の皆様に選択肢を提示できず心からお詫び申し上げます。なお「一本化」と報じられていますが、共産党候補を推薦するようなことはありません。
こういう不埒な議員が多いのが民進党。 電通を、「D社」と言うのが民進党。 国会質問を寸止めするのが民進党。
民進党、そんな不届きな議員と、野党一致してアベ政権を打倒しょうぜ!という議員と、分けてもらいたいと思ってる。
どうして分裂しないのかしらん?自民党が勝つことを望んでるわけ!?
そうよね、不埒な議員もごった煮になってるから、国民の支持を得られてないんじゃないかしらん、って強く思う。
それにしても、玉木雄一郎は、大局観のない小物というよりクズ議員ではあるなっと!!!
参院1人区の野党共闘ほぼ完成。民進が共産に譲る
日本がアブナイ! 2016年5月22日
(前 略)
そんな中、参院選に関して、めっちゃ大きなニュースが飛び込んで来た。(@@)
参院選の香川県の選挙区で、民進党が候補予定者を取り下げ、野党側からは共産党の候補者が1人出馬することに決まったとのこと。このことには、2つの大きな意義がある。
一つは、参院選の1人区はすべて、野党候補が1人だけ立つことになったということ
そして、もう一つは、民進党や社民党、生活(無所属含む)だけでなく、共産党の候補を野党側の候補として立てることに決めたということだ。(**)
(中 略)「民共」の協力をおそれて、何とか両者を引き離そうとさんざん悪口を言いまくっていた自公与党は、内心、かなりビクビクしているのではないかと察する。_(。。)_
(中 略)同選挙区では共産党の新人、田辺健一氏(34)が事実上の「野党統一候補」となる。32ある1人区で共産党候補への一本化は初。野党共闘を呼びかける共産党主導の構図が一段と明確になった。これを受け調整中の三重、佐賀両選挙区は民進党候補に一本化する方向となり、32全てで野党共闘が実現する見通しとなった。
(中 略)これまで野党の統一候補が実現した1人区は29あったが、民進党公認13人、無所属16人で、共産党候補はゼロだった。(中 略)
1人区の野党統一候補は民進党公認が15人、無所属が16人。共産党はこれまで自前の候補予定者を取り下げるばかりだったため、香川では民進党に譲歩を迫っていた。各地で共産党が持つ「固定票」に期待する民進党としても、「自分たちの候補で一本化したいという強い思いは当然」(枝野幸男幹事長)と最後は配慮せざるを得なかった。
共産党の志位和夫委員長は20日、「全部の選挙区(1人区)で野党統一候補がかなりはっきり見えてきた」と記者団に語った。残る三重、佐賀でも民共両党の協議は大詰めを迎えている。おおさか維新の会が公認候補を立てる奈良では野党系候補が競合するが、それ以外の1人区は事実上、与野党一騎打ちの構図になる見通しだ。(毎日新聞16年5月21日)】
(中 略)mewは、先週の党首討論や近時の選挙や国会での野党協力に関する報道を見て、しみじみと岡田克也氏を民進党の代表に選んでおいて、本当によかったな~と思っていたりするのだ。(++)
(中 略)率直なところ、岡田氏自身は、もともとは自民党→新進党にいたフツ~の保守派の議員で。たぶん共産党にはあまり親近感を抱いてはいないだろうし。^^;
しかも、民進党内には、共産党アレルギーを持つ保守系議員、小沢アレルギーを持つ議員が少なからずいるわけで。昨年来、党内でも隙あらば中道左派に理解のある岡田代表をおろそうと、また野党4党の共闘、選挙協力の体制を壊してやろうとする動きがチョコマカ出ていたので、党運営が大変だったのではないかと思うのだけど・・・。
でも、さすがは、フランケンと呼ばれるほど頭が固い、頑固な原理主義者だけあって、岡田氏はその公約をしっかり守らんと、岡田執行部に反発を示す党内の保守派議員の反抗を見事に押さえて、野党の選挙協力実現にこぎつけるなどかなり頑張ってくれているわけで。(中 略)
話を戻すと・・・mewは、かねてより、野党による選挙協力、共闘が成功するか否かの鍵は、他の政党が共産党の存在、立場をきちんと尊重できるかどうかだと主張して来た。(・・)
12年末の衆院選以来、安倍自民党が一強多弱状態が続いている大きな要因は、同じ選挙区に複数の野党候補者が立って、票を食い合っていることにある。(~_~;)
(中 略)民主党内の共産党と協力したくない保守派議員の中にも、「全選挙区に候補を出馬させている共産党に、できるだけ候補者を取り下げて欲しい」「自分たちが共産党に選挙区を譲ったり、応援したりするのはイヤだ」「共産党からの推薦やオモテだった応援はされたくないけど、陰で共産党支持者が応援や投票することは拒まない」などと臆面もなく言う人たちがいて。
mewはそれを目や耳にするたびに、「何て身勝手な&失礼なやつらだ!」と怒っていたのである。(ーー) (中 略)
今月には、次の代表を狙っている元幹事長の細野豪志氏が、米国や国内の会合でこのような話をしていたとのこと。
(中 略)3日午前(日本時間3日夜)、ワシントンのシンクタンクで自民党の小野寺五典元防衛相らとともに講演し、共産党との選挙協力について「米国の方々は民進党が共産党と協力をするというと違和感を持つかもしれないが、共産党と政権をともにすることはあり得ない」と強調した。
さらに「選挙協力という言葉も使っていない。共産党が自らの判断で候補者を出さないことについてはプラスになるので、それを認めているに過ぎない」と述べた。(産経新聞16年5月4日)』
(中 略)
民進党がここで共産党に譲ったのは、野党候補者の一本化が実現した29選挙区すべてで、共産党が候補者擁立を見送っていて。共産党の関係者や支持者の間で、不満の声が強まっていたからだ。(・・)
維新の党が分裂したため、共産党は、いまや国会で野党第2党の存在に。直近の衆参院選でも当選者を増やしているし。近時の世論調査の政党支持率のコーナーを見ると、自民党(30%台)、民進党(8%台)に続いて、共産党が5%台で第3位になっていることもあるほど。<そりゃ、共産党を軽んじ過ぎだと思うし。不満も出るはずだって思うよね。(++)>
総合的&客観的に考えてみても、32の一人区のうち、少なくとも1/4ぐらいは共産党の候補者を立ててもおかしくないし。共産党側が、せめて香川の一つは共産党の候補者を立てたい(他の選挙区はさらに相談に応じるから)と強気で要求したとしても、ある意味では当たり前のことだろう。(・・)
(中 略)先ほども書いたように、告示日まで1ヶ月しかない(てか、実際には、本格的に選挙活動が始まる6月1日の閉会まで10日もない)のだから、もうアレコレ迷うことなく、ただひたすらに安倍政権打倒を目指して、野党共闘を進めて行くしかないと思うmewなのだった。(@@)