29日、安全保障関連法の廃止を求める市民集会「5・29オール埼玉一万人総行動」が行われ、約1万人が集まりました。集会後は会場の北浦和公園の周辺をパレードしました。
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安保法廃止を1万人訴え さいたまで集会・パレード
東京新聞 2016年5月30日
安全保障関連法の廃止を求める市民集会「5・29オール埼玉一万人総行動」が二十九日、さいたま市浦和区の北浦和公園であった。県内の八十八団体や個人などでつくる実行委員会が主催した。
沖縄平和運動センターの山城博治議長らのあいさつの後、市民グループ代表らによるリレートークがあり、安保関連法に反対する学生グループ「VIP埼玉」の山森要さんが「声を上げて行動することは誰もが持っている権利。おかしいことはおかしいと声を上げていこう」と呼び掛けた。さいたま市内の施設で起きた保育事故で長女を亡くした阿部一美さんは「命を大事にしない政治を許していたらこの先、安心して子育てができるのか不安。平和で暮らせる社会を子どもたちに渡したい」と訴えた。
集会後、主催者発表で約一万人の参加者らは公園周辺でパレードし、「憲法九条を壊すな」「戦争させない」などと声を上げた。 (花井勝規)
集会で「戦争させない」「9条こわすな」のメッセージカードを一斉に掲げる参加者ら=さいたま市で