2016年5月8日日曜日

08- こどもの日 ママの会がリレートーク/6日 ティーンズソウル 国会前抗議

 戦争法に反対する母親らでつくる「安保関連法に反対するママの会」は、こどもの日の5日、東京・新宿駅前でリレートークし、北海道、沖縄など各地の母親らが同法廃止を訴えました。
 
 安保法制の廃止を求める高校生を中心とした10代のグループ「ティーンズソウル」は6日夜、安倍政権に退陣を求める毎週金曜日の国会前抗議行動を行いました。2回目です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
9条を子どもたちへ こどもの日 ママの会リレートーク
しんぶん赤旗 2016年5月7日
 戦争法に反対する母親らでつくる「安保関連法に反対するママの会」は、こどもの日の5日、東京・新宿駅前でリレートークし、北海道、沖縄など各地の母親らが同法廃止を訴えました。
 
 夏日となり、強い日差しのもとで、「新宿ジャック」と銘打った取り組みには約50人が参加。ビラやステッカーなどを配布し、戦争法廃止の2000万署名をよびかけました。「誰の子どもも殺させない」とコールし、駅利用者や通行人が足を止めました。
 国連平和維持活動(PKO)で南スーダンに派遣される自衛官の息子がいる母親=北海道千歳市=は、“安倍首相への手紙”を読み上げました。「もし息子に何かあったら、誰が責任を取ってくれるのですか。命を返してくれますか」と訴えると、聴衆から拍手が起きました。
 沖縄県読谷村の女性(31)は、沖縄の歴史や米軍基地問題にふれ、「過去と現在は、未来へつながっています。この先のことを一緒に考え、行動しましょう」と呼びかけました。
 絵本作家の浜田桂子さんが、自作の詩を朗読しました。
 
 葉の形をしたカードにメッセージを書いてタペストリーに貼る「平和の木」に、集まった人たちは「9条を子どもたちへ手渡そう」「みんなで笑顔の未来にしよね」などの願いを込めました。
 
 
雨の中「戦争するな」国会前抗議 ティーンズソウル
しんぶん赤旗 2016年5月7日
 戦争法(安保法制)の廃止を求める高校生を中心とした10代のグループ「T―nsSOWL(ティーンズソウル)」は6日夜、安倍政権に退陣を求める毎週金曜日の国会前抗議行動を行いました。2回目です。
 
 雨の中、若者たちは「昨年9月19日、戦争法の成立が強行された日の、雨の国会前行動を思い出して、気合が入る」と熱くアピール、「野党は共闘」と訴えました。
 
 スピーチした高校2年生のそらさん(16)は、「ぼくは保育士になりたいけど、待遇が低くて保育士が足りず、待機児童が増えている。安倍政権はなぜ社会保障を削って、軍事費を増やすのか」と強調。「保育士の待遇いますぐ改善」「戦争するな」「子どもの未来に税金まわせ」とコールしました。
 
 日本共産党の藤野保史衆院議員も参加しました。