共謀罪創設反対百人委員会の結成集会が7日、国会内で開かれ、約200人が参加しました。
書籍『「共謀罪」なんていらない?!』の著者たちが中心になって、研究者、ジャーナリスト、弁護士をはじめ幅広い個人に参加を呼びかけたものです。
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共謀罪つくらせない 国会内 百人委員会結成集会
しんぶん赤旗 2017年3月8日
「テロ等準備罪」を阻止しようと、共謀罪創設反対百人委員会結成集会が7日、国会内で開かれ、約200人が参加しました。東京弁護士会の山下幸夫弁護士ら書籍『「共謀罪」なんていらない?!』の著者たちが中心になって、研究者、ジャーナリスト、弁護士をはじめ幅広い個人に参加を呼びかけたもの。
集会では、呼びかけ人の一人、足立昌勝関東学院大学名誉教授が百人委員会結成の経過と法案の問題点を説明。「犯罪行為ではなく考えていることを処罰の対象にしようというもの。何としても成立阻止を」と訴えました。
「一般市民が相互に監視しあう社会になってしまう」など参加者がそれぞれの立場から共謀罪の問題点をのべ、閣議決定を阻止するとともに、法案が国会に上程された場合にも全力で成立を阻もうと決意を固めあいました。
当面の行動提起と「共謀罪=現代の治安維持法。さまざまな立場から共謀罪の危険性を広く市民に訴え、反対する世論を大きく広げて、その成立阻止に全力を挙げます」とする声明を採択しました。
野党各会派の国会議員が参加。日本共産党から山添拓参院議員がかけつけ、「国家権力によっていつでもどこでも誰でも監視の対象になる。法案提出させずに断念させましょう」とあいさつしました。