「日経」が行ったインターネット世論調査「クイックVote」（5月27日～30日実施）で安倍晋三内閣の支持率が26・7％となり、前回調査（同20～23日実施）から25･4ポイント激減しました。
この調査は有志がインターネットで投票するものなので通常の世論調査とは違いますが、半減した事実は見逃せません。
また比較的低い支持率を示す北海道新聞の全道世論調査でも安倍内閣の支持率は41％となり、４月の前回調査から12ポイント減と大幅下落した。
「加計学園」問題における政府の不誠実な対応が原因と思われます。
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安倍内閣の支持率急落
「日経」ネット投票・加計問題に不満か
しんぶん赤旗 2017年6月3日
「日経」（電子版、１日付）は、インターネットを通じた世論調査「クイックＶоｔｅ」（５月２７日～３０日実施、１万１千人が回答）の結果、安倍晋三内閣の支持率が２６・７％となり、前回調査（同２０～２３日実施）の５２・１％から２５・４ポイント激減したと報じました。支持率は２０１２年１２月の第２次安倍政権の発足以降最低の水準まで下落しました。
同紙は、同調査は定例の世論調査と異なり全国の有権者の縮図とは言えないとしながらも、「加計学園」問題で政府に不満を持つ多くの人が回答に応じたため異例の低支持率につながったのではと分析しています。
＜全道世論調査＞内閣支持４１％、１２ポイント下落
北海道新聞 2017年6月1日
北海道新聞社が実施した全道世論調査で安倍内閣の支持率は４１％となり、４月の前回調査から１２ポイント減と大幅下落した。「支持しない」は同１２ポイント増の５７％だった。組織犯罪処罰法改正案の衆院採決を強行したことや、学校法人「加計（かけ）学園」の獣医学部新設を巡る問題が影響したとみられる。