2017年6月7日水曜日

07- 前川氏は「報道前に辞任を決断」と菅長官発言に反論

 菅官房長官は5日の衆院決算行政監視委で、 前川前文科次官が「3月まで次官として続けたいと打診があった」と述べましが、前川氏は、代理人の弁護士を通じて再就職問題が報道される前の1月5日には松野文科相に辞意を伝えた」と述べました。
 
 前川氏は、25日付の朝日新聞のインタビューでも、官房長官が ”前川氏の暴露は、引責辞任させられた官邸への逆恨みだ” と述べたことに対して、「文科省内の再就職を巡る問題については私に責任がある。引責辞任は自分の考えで申し出て大臣と官邸から了解をいただいた。官邸からも大臣からも ”辞めろ” とは言われていない。(中略)私は謝罪するしかない。逆恨みする理由がない」と述べています。
 
 前川氏の高潔な人柄から見てもそれが真実(=そんなことで虚偽の申し立てをする筈がない)であって、官房長官がひたすら前川氏を貶めようと虚偽の発言を繰り返しているものとしか思われません。
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前川氏「報道前に辞任決断」…菅長官発言に反論
読売新聞  2017年6月5日
 菅官房長官は5日の衆院決算行政監視委員会で、 加計学園問題で記者会見した前文部科学次官の前川喜平氏(62)について、「(再就職あっせん問題が発覚した後の)3月まで次官として続けたいと打診があった」と述べた。
 
 これに対し、前川氏は同日、代理人の弁護士を通じて反論する文書を公表。「3月末まで次官を続けたいと申したことはない。再就職問題が報道される前の1月5日には松野文科相に辞意を伝えた」と主張し、菅官房長官の指摘はあたらないとした。