2017年10月23日月曜日

9条自衛隊明記 賛成36% 消費増税は反対多数(時事出口調査)

 時事通信が行った衆院選出口調査で、憲法9条に自衛隊の存在を明記する改正について賛成が362%で反対の303%を上回りました。
 支持政党との関係では、反対が多かったのは共産党734%立憲民主党677%、社民党675%で、自民党支持者と対照的でした。
 消費税率10%への引き上げについては、反対が433%で、賛成339%を上回りました。
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9条自衛隊明記、賛成36% 消費増税は反対多数 出口調査
時事通信 2017年10月22日
 時事通信が22日に行った衆院選出口調査で、憲法9条に自衛隊の存在を明記する改正について賛否を尋ねたところ、賛成が362%で反対の303%を上回った。ただ、「どちらとも言えない、分からない」も333%に上っており、9条改正が世論を二分するテーマであることが改めて浮き彫りとなった。

 9条への自衛隊明記は安倍晋三首相が提案している。支持政党別にみると、自民党支持層は6割弱が賛成した。公明党支持層も賛成(330%)が反対(205%)を上回ったものの、「どちらとも言えない、分からない」(463%)が最も多かった。
 野党支持層では、日本維新の会を除きいずれも反対が賛成を上回った。最も反対が多かったのは共産党の734%。次いで立憲民主党(677%)、社民党(675%)、希望の党(401%)の順となった。

 2019年10月に予定される消費税率10%への引き上げについては、反対が433%で、賛成339%を上回った。「どちらとも言えない、分からない」は226%だった。都道府県別にみると、42都道府県で反対が賛成を上回った。