2017年10月2日月曜日

新宿で 若者ら1500人が怒りのデモ

さよなら安倍政権 新しい未来を求めるデモ
東京・新宿 若者ら1500人が怒り
しんぶん赤旗 2017年10月2日
 安倍政権ノーの風を路上から起こしていこうと1日、東京都新宿区で「FORCE QUIT 新しい未来を求めるデモ」が行われました。参加者は新宿駅周辺の繁華街を行進し、「安倍政権を倒す」「市民のための政治を取り戻す」と訴えました。

 集合場所の柏木公園には、市民有志の呼びかけで多くの人が集まり、デモは最終的に約1500人(主催者発表)に膨れあがりました。サウンドカーやドラム隊のリズムにあわせて「安倍はやめろ」「希望は落とせ」「憲法守れ」とコール。「さよなら安倍政権」「お前が国難」と書かれたプラカードも掲げられました。

 参加者は口々に、安倍政権による突然の解散や、「希望の党」をめぐる連日の動きに黙っていられず参加したと話します。
 東京都千代田区の男性(29)もその一人。「どちらも市民は置きざりです。『説明しろ』『約束守れ』と声をあげたい。選挙では、私たちとともに歩んでくれる人を応援したい」
 デモを呼びかけたグループの一つ、「怒りのドラムデモ」の井手実さんは、「今回は安倍政権を倒す選挙です。目の前の動きに一喜一憂するのでなく、しっかりと中身を見極め、一人ひとりができることをやっていきましょう」と語りました。

民進・枝野氏 共産・山添氏 スピーチ
 デモ出発前の集会に、民進党の枝野幸男代表代行(前衆院議員)と日本共産党の山添拓参院議員が参加し、スピーチしました。
 枝野氏は「国会前や全国でみなさんと約束したことを、政治家の都合で変えることがあってはならない。民主主義と立憲主義はしっかり守る」と表明。山添氏は「安倍政権やその補完勢力と、市民と野党の共闘という真の対決軸をアピールしていこう」と呼びかけると、市民から「そうだ!」の大きな声があがりました。

写真
さまざまなメッセージを掲げてデモ行進する
人たち=1日、東京都新宿区