東京東部労組がビッグモーター店舗前で、「ビッグモーターの労働者はともに声を上げましょう」と呼びかける宣伝行動を行いました。
店舗前の街路樹に除草剤を撒いたことも含め、車を故意に傷つけて修理代を請求していたことなどはいずれも過剰なノルマ、一方的な降格、賃金カット、過重労働、パワハラなど劣悪な労働環境が原因なのですが、経営者は記者会見で「現場がやったこと、自分は知らなかった」などと恥知らずな態度を示ました。
この日の宣伝行動では、「ビッグモーター労働者のみなさん!悪いのは経営者だ!ともに
声を上げよう!」と記した横断幕を掲げ、労働者の生活と権利を守るため労働組合で団結しましょう」などと訴えました。レイバーネット日本の記事を紹介します。
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東京東部労組:ビッグモーターの労働者はともに声を上げましょう!
レイバーネット日本 2023-08-08
全国一般東京東部労組の須田です。
以下、ビッグモーター店舗前宣伝行動の報告です。ビッグモーターの労働者はともに声を上げましょう!
東部労組が店舗前での宣伝行動を実施↓
中古車販売・整備会社のビッグモーターの経営者による不正問題をめぐり、全国一般東京
東部労組は8月7日、ビッグモーターの店舗前で労働者に向けた宣伝行動を実施しました。
マスコミ報道などでは同社が車を故意に傷つけて修理代を請求していたことや店舗前の街
路樹に除草剤をまいたことなどが取りざたされていますが、いずれも過剰なノルマ、一方
的な降格、賃金カット、過重労働、パワハラなど劣悪な労働環境が原因です。
一連の反社会的行為は、金儲けのためなら何でもやる経営者によって管理職を含めた現場
の労働者がその加担を強いられた結果です。にもかかわらず、経営者は記者会見で「現場
がやったこと、自分は知らなかった」などと恥知らずな態度を示しています。
経営者によって反社会的な役割を担わされること自体が労働本来の役割を歪め、労働者の
尊厳を大きく傷つけることです。
今後、会社経営が危機的な状況になることも予想されますが、このままでは経営者はさら
に労働者への犠牲を押しつけることは明らかです。
この日の宣伝行動では、「ビッグモーター労働者のみなさん!悪いのは経営者だ!ともに
声を上げよう!」と記した横断幕を掲げ、組合員たちがビラやティッシュを通行人に配り
ながら、店舗内で働く労働者に向けてマイクで「経営者の不当要求をはねのけて責任を追
及し、労働者の生活と権利を守るため労働組合で団結しましょう」などと訴えました。
最後には「悪いのは経営者だ」のシュプレヒコールを全員で上げて、現場労働者を激励し
ました。
■参照ブログ記事(写真も)
https://blog.goo.ne.jp/19681226_001/e/ab88dc49fe23325953716a81aff2fdcc