弁護士「コーヒー飲み気軽に学ぼう}と
「カフェでお茶を飲む雰囲気の中で憲法を知ろう」という「憲法カフェ」が、新潟県内でも今夏以降すでに十数回開かれ、誰もが気軽に憲法を学べる場として取り組みが広がっています。
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憲法カフェ、じわり広がる 楽しみながら学ぼう
朝日新聞 2014年10月13日
「カフェでお茶を飲む雰囲気の中で憲法を知ろう」という、首都圏をはじめ全国各地で開催されている「憲法カフェ」。(新潟)県内でも今夏以降に誰もが気軽に憲法を学べる場として取り組みが広がっている。
9月18日、護憲の立場をとる市民団体「県憲法会議」(事務局=新潟市西区)が中央区で開いたカフェをのぞいた。午後6時、ビルの会議室。コーヒーやケーキを前に、30歳前後から80代までの男女約10人が、「マスター」を務める二宮淳悟弁護士(34)の話に耳を傾けた。
二宮弁護士は、集団的自衛権の憲法解釈を憲法改正手続きを経ないで、安倍政権が閣議決定で行使できるよう認める「解釈改憲」をしたことに触れた。「安倍首相は、大学の法学部生でも分かる憲法の理屈を知らないから、あんなことができる。そこがこわいところ」と説明。(以下有料のため非公開)
2時間のカフェ終了後、出席した同市西区のアルバイト女性(37)は、「憲法は権力を縛るためにある、という立憲主義の考え方を初めて知ることができた」と話した。
憲法カフェは昨年1月に発足した「明日の自由を守る若手弁護士の会」(事務局・東京)が始めた。憲法に関心がある人の要望があれば、弁護士がカフェやレストランに足を運び、「○×」のクイズ形式などで楽しみながら学べる雰囲気で開かれる。
(以下略)