朝日新聞 2014年10月26日
原爆犠牲者を追悼し、平和を訴える市民大行進が25日、長崎市であった。子どもや被爆者ら約3千人が集まり、平和公園をスタートし、周辺を回って爆心地公園まで歩いた。
市や自治会などが実行委員会をつくって1972年に始め、今年で43回目。当初は長崎原爆の日近くに開催していたが、国連軍縮週間(10月24~30日)が定められたため、これに合わせて開催するようになった。
参加者は、「手から手へ消さずに渡そう平和の灯」「忘れない忘れさせない長崎原爆」など市民から寄せられた標語が書かれたゼッケンを身につけ、約1・5キロを歩いた。