2016年2月5日金曜日

05- 野党出馬予定者らと懇談へ「ママの会信州」安保法めぐり

信濃毎日新聞 2016年2月4日
 夏の参院選に向け、(長野)県内の子育て中の母親らでつくる「安保関連法に反対するママの会信州」が7日から、野党の県区(改選定数1)の立候補予定者や県関係国会議員との懇談会を開く。安全保障関連法についての考えを聞き、母親らの主張を伝える目的。一般から立候補予定者らへの質問も募る。
 
 7日は、県区に出馬予定の共産党新人唐沢千晶氏(45)と上田市で懇談する。同じく県区に出馬予定の民主党新人杉尾秀哉氏(58)にも打診した。20日に維新の党の井出庸生氏(衆院3区)、27日に民主の篠原孝氏(衆院1区)と懇談する。
 
 企画した1人で、6歳の双子を育てている上田市の山本妙さん(39)は「政治の話題は難しいと思うことが多いが、生活とのつながりを考えてもらえるといい」と話している。懇談会には、ママの会メンバーやその知人らが参加し、内容は交流サイト・フェイスブック(FB)のページなどで報告する。質問はFBや電子メール(nowarworldwishmom@gmail.com)で受け付ける。
 
 ママの会信州は県区での野党統一候補擁立を求める「信州市民連合」に加わっている。3日は長野市で行われた街頭活動に参加し、安保法に対する考え方をまとめた独自のリーフレットを配った。
 
 県区に自民党からは、現職若林健太氏(52)=1期=が出馬を予定している。