昨年9月19日夜に戦争法(安保関連法)が成立したときから5か月目の2月19日は、5野党が同法廃止にむけて歴史的な合意をした日でもありました。
同日夜に行われた「2・19総がかり国会前行動」には7800人が集まりました。
5党が足並みを揃えての安保法反対運動の再スタートです。
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市民の力が動かした 総がかり国会前行動に7800人
しんぶん赤旗 2016年2月20日
5野党が戦争法廃止にむけて歴史的な合意をした19日夜、「2・19総がかり国会前行動」は衆参の議員会館前から国会図書館前まで人の波で埋まりました。4野党の書記局長・幹事長らが参加。参院選で勝利し、安倍政権打倒にむけて力をあわせると表明すると、参加した7800人(主催者発表)から大きな拍手が湧き起こりました。力づよく「戦争法は絶対廃止」とコールしました。
民主党の枝野幸男幹事長、日本共産党の山下芳生書記局長、社民党の又市征治幹事長、維新の党の初鹿明博衆院議員があいさつ、生活の党の小沢一郎代表がメッセージを寄せました。
山下氏は野党の合意について「ここまで来るのに一番力になったのは、国民のみなさんの世論と運動です。スクラムを固めて安倍政権を葬り去りましょう」と呼びかけました。
市民連合から、専修大学教授の広渡清吾さん(安全保障法制に反対する学者の会)が発言しました。「全国の市民の力が、野党を動かしたと確信します。安倍政権打倒までともに頑張りましょう」
高校生グループ「T‐ns SOWL(ティーンズソウル)」のメンバーで、高校3年生の男子生徒は「きょうが新たな一歩です。国民が、自分たちが、野党を引っ張って声をあげ、安倍政権を追い込んでいきましょう」と語りました。
日本弁護士連合会の山岸良太さん、市民団体の代表も発言しました。