2022年1月17日月曜日

学術会議任命拒否「菅が決めた事」で逃げる岸田、情けない(まるこ姫)

 菅元首相による日本学術会議会員任命拒否問題を振り返ってみると、2010月、菅氏は日本学術会議が会員候補者として推薦した105名のうち6名を除外して会員を任命しました。この任命拒否は、日本学術会議法に違反するとともに憲法23条の保障する学問の自由を脅かすものでした。

 菅氏は首相在任中、拒否した理由について「総合的、俯瞰的な活動を確保する観点から判断した」という理解不能の言い訳をしたのみで、それ以外には何の説明もありませんでした。
 国会で質問に応じて2、3補足的な説明を行いましたが、それはことごとく菅氏自身の発言と矛盾するものだったので、単に「思考上の破綻」が明らかになっただけでした。
 菅氏は辻元清美議員(当時)の追及を受けて、具体的に6人を排除したのは杉田和博・内閣官房副長官(当時であることを明らかにしました。そうであれば「官邸ポリスの思想チェック」に基づいた排除であり、これ以上はない憲法違反の重大な事態です。
 結局、菅氏は当の6人の学者たちから拒否理由の開示を求められたのにも応じないまま、全てを闇に埋没させたまま首相を退任しました(裕福な家庭に育ちながら2浪して某私立大に入った菅氏が、学術会議を云々するに相応しいのかにも大いに疑問があります)。
 要するに任命拒否問題は、事実上「説明不能」の状態に陥っていたのであり、岸田首相がいうように「前任者によって決着」などはしていません。
 まるこ姫が、「学術会議任命拒否菅が決めた事で逃げる岸田、情けない」とする記事を出しました。
 まことに「情けない」というしかないのですが、経過を振り返ってみれば決してそれで済まされるような問題でありません。
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学術会議任命拒否「菅が決めた事」で逃げる岸田、情けない
                     まるこ姫の独り言 2022.01.15
学術会議の任命拒否、岸田は、菅前総理が決めた事と逃げている。

 学術会議任命拒否 岸田首相「菅氏が決めたこと」 
                         1/13(木) 16:44配信 産経新聞
>岸田文雄首相は13日、日本学術会議の梶田隆章会長と首相官邸で面会した。梶田氏は菅義偉政権時代に任命されなかった会員候補6人を改めて任命するよう求めたのに対し、首相は「菅氏が最終的に決めたことだ」と応じた。梶田氏が面会後、記者団に明らかにした。

しかし、ヤフコメのコメントも学術会議が悪の組織と決めつけ、ツイッター上でも単純に「学術会議」が一方的に悪者になっている。

>日本国の役立たず、中国の支援をする様な組織は必要ない
>人事は自分たちで決めて、黙って承認しカネを出せという傲慢な組織。
>任命したら夏の参院選、自民党には投票しない。
>岸田のこう言う当事者意識が無い汚い性根が野党と通じるものがある
>岸田さんは「日本を売り渡す!」がキャッチフレーズですね。今すぐに引退していただきたい。

そして岸田が「菅氏が決めた事」で逃げたことにより、ネトウヨからも非難されることに。

岸田は、いかにも自民党的総理で、前の総理が一度決めたことに対して波風立てたくない、そして自分が関わりたくないだけの優柔不断な総理なだけなのに。

それが災いして、良識ある人からも、ネトウヨからも責められている。

しかしどうしてこうもネトウヨは無知なのか。
しかもネトウヨだけでなく、学術会議を異端扱いはどこでも散見される
どうしてこんな間違った認識がこの国にはびこっているのだろう。

学術会議は、憲法23条の学問の自由がバックにあり、学術は政治から独立して学問的観点で自由にやらなければいけないということでつくられた学者の組織で、日本学術会議法で独立した組織だと定められている。

ネトウヨは、政府とは一線を画し政治から独立している組織である「学術会議」が政府に異議を唱える学者に対して勝手に左翼にしてしまうが、政府の暴走を止める組織は必要だ。

権力を批判すると「サヨク」にされてしまうのも変な国だ。

何も過激な行動をしているわけでもなく、言論で権力の暴走を止めている組織に対して、傲慢な組織も何もないだろうに。

国の為、国民の為に「学術会議」があるのになぜここまで悪の巣窟扱いなのか意味が分からない。

それを利用しているのが自民党でいつまでも任命拒否しているが、これは学術会議法違反だ。

もう、「首相が学術会議の推薦に基づき会員を任命すると規定した日本学術会議法に違反している」と結論は出ているのに、なんで菅に気兼ねしなければいけないのだろう。

学術会議法に違反しているのは自民党政権だ。
そこが分からない事には話にならない。