2022年1月14日金曜日

在日米軍4300人超感染 沖縄6割以上 拡大止まらず

 しんぶん赤旗が入手した米軍資料その他によると、在日米軍にPCR検査の実態は、少なくとも昨年12月4日時点で、次のとおりでした。

・米本土から日本に対する米軍の移動にさいして、出国前PCR検査は行われていなかった。日本国内の米軍基地間の移動横田基地から嘉手納・岩国両基地への移動にさいしても、移動前のPCR検査は行われていなかった。
・逆に、日本から米本土に戻るさいにはPCR検査が義務づけられていた。
・日本から、韓国の基地、英領ディエゴガルシアなど、他国に米兵が移動するさいにもPCR検査が義務づけられていた。
 日本から米本土に戻るさいにも、韓国など外国に移動するさいにも、PCR検査を義務づけているのに、米本土から日本に来るときだけはPCR検査が免除される。こうした異常な姿が、日本政府の発表と米軍資料から浮き彫りになったといえます
                        (しんぶん赤旗1月13日

 米本土から日本への移動では出国前PCR検査は行わず、日本国内の米軍基地間の移動でも、PCR検査は行わないのに、日本から米本土に戻るさいにはPCR検査が義務づけられていたということは、コロナから米国民を守ろうという意思はあったが、日本国民を守ろうという意思はなかったということです。
 在日米軍のコロナ感染者は11日現在で4300人に達しました。その6割以上は沖縄基地在住者です。この先どこまで拡大するのか分かりません。
 しんぶん赤旗が伝えました。
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在日米軍4300人超感染 沖縄6割以上 拡大止まらず
                       しんぶん赤旗 2022年1月13日



 全国の在日米軍基地での新型コロナウイルスの「現存感染者」(陽性者)は11日午後時点で、4324人に上り、その6割以上を沖縄県内の感染者が占めていることが分かりました。在日米軍司令部公表の7日時点の感染者と比べると、米軍関係者の感染者数は全国で約2倍、沖縄では約4・4倍となり、感染拡大に歯止めがかからなくなっています。松野博一官房長官が12日の会見で明らかにしました。
 11日時点の在沖縄米軍関係者の感染者は2692人に達し、大規模なクラスター(感染者集団)が発生したキャンプ・ハンセンが648人と最多。続いて、嘉手納574人、キャンプ瑞慶覧458人、普天間237人、キャンプ・キンザー236人、キャンプ・コートニー109人となっています。
 7日時点と比べると、普天間は約15倍、キャンプ・キンザーは約6倍、嘉手納は約4・3倍、キャンプ瑞慶覧は約4・4倍、キャンプ・ハンセンは2・3倍に急増しています。
 沖縄県以外では、11日時点で、山口県の岩国基地が589人、青森県の三沢基地が265人、神奈川県の横須賀基地が245人、厚木基地が138人、東京都の横田基地が179人、長崎県の佐世保基地が114人などとなっています。7日時点と比べると、横田が約2倍、佐世保や厚木が1・8倍、三沢は1・5倍となるなど、いずれも増加傾向が続いています。