2022年2月3日木曜日

03- イスラエル 4回目接種も オミクロン株感染防止効果は不十分か

 コロナワクチンの接種率において世界最先端を行くイスラエルは、1月から60歳以上の人や医療従事者、病気などで免疫機能が低下している人に対して4回目の接種が進められており、18日現在でおよそ53万人が接種を終えています
 しかし4回接種した人からも感染者が出ていて、末尾に添付したグラフのように1月末からは感染爆発に入っています。
 縦軸と横軸の目盛りが不鮮明ですが、横軸の左端は20年1月1日、右端は22年2月2日です。縦軸の上端は新規感染者数は約12万5千人、死者数は約100人です。
   原図 ⇒ イスラエルにおける新型コロナウイルスの感染状況・グラフ
 NHKがイスラエルの現況(1月18日時点)を報じました。

 植草一秀氏は「過ち学ばぬ者が過ち繰り返す」との記事を出して、世界のワクチン戦術に疑問を呈しました。
 また、ブログ「新ベンチャー革命」が、「  オミクロン株には効かないと米国Foxニュースが報じている!」とする記事を出しました。
 いずれにしても岸田政権が意図しているように、3回目のワクチン接種を行えば事態が解決するというものでないことは明らかで、大至急検査体制を拡充して、感染者の隔離ができる体制を整えることが急務です。
 3つの記事を紹介します。
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イスラエル 4回目接種 オミクロン株感染防止効果は不十分か
                     NHK NEWS WEB 2022年1月18日
新型コロナウイルスの4回目のワクチン接種が進められているイスラエルの病院のチームは1月17日、初期段階での研究結果として、4回目の接種で抗体の量は増えたものの、オミクロン株の感染を防ぐ効果は十分には得られない可能性があると発表しました。
イスラエルでは、1月から60歳以上の人や医療従事者、それに病気などで免疫機能が低下している人に対して、4回目のワクチン接種が進められていて、これまでにおよそ53万人が接種を終えています
こうした中、国内最大の政府系の病院「シェバ・メディカル・センター」は1月17日、4回目の接種を終えた病院のスタッフなどの抗体の量の変化について、研究結果を発表しました。
それによりますと、ファイザーのワクチンを3回接種した人、270人余りを2つのグループにわけ、1つのグループにはファイザーのワクチンを、もう1つのグループにはモデルナのワクチンをそれぞれ追加接種しました。
その結果、いずれのグループでも抗体の増加が確認され、3回目の接種のあとよりも多かったということです。
ただ、4回接種した人の中からも感染者が出ているということで、会見した病院の専門家は、初期段階での結果だと強調したうえで、「オミクロン株に対しては感染を防ぐ十分な効果を得られない可能性がある」と指摘し、今後4回目の接種をしたあとの感染状況などについて、引き続き調査を進めるとしています。


過ち学ばぬ者が過ち繰り返す
                植草一秀の「知られざる真実」 2022年2月 1日
厚労省は「薬害根絶の誓い」をどのように位置付けているのか。
厚労省サイトに次のように記されている。https://bit.ly/3ukszOq 
「厚生労働省では、「薬害エイズ事件」の反省から、血液製剤によるHIV感染のような医薬品による悲惨な被害を再び発生させることのないように、その決意を銘記した「誓いの碑」を、平成11年8月24日、厚生労働省の正面玄関前に設置しました
「誓いの碑」には次のように記されている。

   誓いの碑

 命の尊さを心に刻みサリドマイド、スモン、HIV感染

 のような医薬品による悲惨な被害を再び発生させることの

 ないよう医薬品の安全性・有効性の確保に最善の努力を重

 ねていくことをここに銘記する

  千数百名もの感染者を出した「薬害エイズ」事件

このような事件の発生を反省しこの碑を建立した

       平成11年8月  厚生省

「医薬品の安全性・有効性の確保に最善の努力を重ねていく」と誓ったはずだが、新型コロナウイルスワクチンについて、安全性を確保する最善の努力を重ねているのか。
新型コロナウイルスワクチンは「特例承認」で実際の利用に供されている。
しかし、安全性を確保する上で最も重要な第三相治験が省略されている。
実際に、ワクチン接種後におびただしい数の人が急死や重篤化していることが報告されている。

1月21日時点での「副反応疑い報告事例数」は
 接種後急死者    1444人
 接種後重篤化者   6370人
 副反応疑い    30714人
恐るべき数の報告がなされている。
季節性インフルエンザワクチンと比較すると、接種人数当たり接種後急死者数は新型コロナワクチンが270倍になっている(2018-19年シーズンの季節性インフルエンザワクチンとの比較)。
しかも、この数値は全数でない。
医師の判断で「副反応疑い」とされたものだけが報告されている。
接種後に急死したのに、医師が「副反応疑い」としなかったものが除外されている。
厚労省が「安全性確保に最善を尽くす」なら、接種後急死者、重篤化者、なんらかの反応が見られる者を全数報告させるべきことは当然。基本的な対応すら取られていない

2021年の日本の死者数が激増した。
1月から9月の数値で、前年比で死者が6万人も多い。
平年の死者数を上回る死者数を「超過死亡」と呼ぶ。WHOは感染症などの疾病による影響を考察する際に「超過死亡数」を参考にすることを推奨している

2021年の最大の特徴はワクチン接種が大規模に実施されたこと。
「副反応疑い」として報告されている事例だけでも巨大な数値に達しているが、2021年の超過死亡数を踏まえると、報告されていないワクチン接種後急死者が多数存在すると見られる。
明らかにリスクが大きい。それにもかかわらず、主要なメディアは「ワクチン接種推奨情報」しか流さない
オミクロン株が感染の中心に置き換わり、これまでのワクチンが感染予防に役立たないことが明らかにされている。
ワクチン接種者と未接種者で感染確率に差が見られない。
メディアは懸命に、ワクチン未接種の場合、重症化する確率が高くなると説明するが、信頼できるエビデンスを確認することはできない。
製薬メーカーは都合の良いデータを提示するが、信用できないのだ。
重症化リスクを低下させるのかどうか判定できないのが現状。

他方で、ワクチン接種後の急死、重篤化、副反応疑いがおびただしい数になっている。
ワクチンリスクに対して警戒を呼び掛けるのが厚労省の取るべき行動ではないのか。
新型コロナワクチンが危険であることが確定するまではワクチンを打ちまくるというのが厚労省の現在のスタンス。
これを、新型コロナワクチンが安全であることが確定するまでは、接種を推奨しない、に転換するべきだ。
ワクチンを2回打ってしまった人も、重大な被害を蒙らぬよう、3回目接種を見送ることが強く推奨される。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd 
10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)https://amzn.to/3hSer8a のご高覧も賜りたい。
             (以下は有料ブログのため非公開)


今の日本政府は“打て打て”詐欺師か:米国製新型コロナワクチンは、オミクロン株には効かないと米国Foxニュースが報じている!
                       新ベンチャー革命 2022年2月2日
1.米国の大手テレビ局のFoxニュースでは、ファイザーやモデルナのmRNAワクチンはオミクロン株には効かないと、はっきり報道している

 ニコニコ動画にアップされている米国Foxニュースでは、今、日本に流通しているファイザーやモデルナのmRNAワクチンは、現在、世界規模にて感染爆発中の新型コロナウイルスのオミクロン株には効かない!とはっきり報道しています(注1)。
 米国では、大手テレビ局であっても、このような報道を行っているのに、日本の大手テレビ局はどこも、まったく同じニュースしか流していません。
 このザマでは、日本に何社もの大手テレビ局があっても、日本国民は、同じ報道しか受信できないのです。これでは、共産主義国の国営テレビ局と何ら変わりません!

2.米バイデン政権のコロナ対策に水を差すFoxテレビは、反・米民主党系なのか
 米国のFox放送は、世界のメディア王と呼ばれるルパート・マードックの所有するテレビ局です。
 上記、Foxニュースの報道は、現・米政権である米民主党バイデン政権の方針に露骨に反逆しています。そして、堂々と、現行の新型コロナワクチンの危険性を訴えることができているのは、背後にマードックが控えているからでしょうか。
 上記、米バイデン政権の背後には、ビル・ゲイツを代弁者に仕立てている世界的寡頭勢力が控えているのは確かですが、マードックは、世界的寡頭勢力とは一線を画していると思われます。
 そのためか、Foxテレビに限って、世界的寡頭勢力の圧力が効かないのでしょう。

3.われら日本国民はみんな、現行の米国製ワクチンは、感染爆発中のオミクロン株には効かないと知るべき
 日本を含み、世界規模で流行が収束していない新型コロナ・パンデミックに関して、今の日本では、昨年後半、新型コロナ・デルタ株が流行っているとき、大多数の国民が、ファイザーかモデルナの米国製ワクチンを二回、打っています。
 そのせいか、昨年秋、デルタ株の流行は収まりました。しかしながら、今年になって、今度はオミクロン株が大流行しています。この事実から子供でもわかること、それは、デルタ株用の米国製ワクチンは、オミクロン株には効かない!という事実です。
 ところが、世界的寡頭勢力や米バイデン政権下の米国政府の言いなりに動く日本政府は、彼らの指図どおり、上記の米国製ワクチンの三回目を国民に打たそうと躍起になっています。
 しかしながら、冷静に考えると、デルタ株用の米国製ワクチンが、オミクロン株には効かなかったから、今、全国規模でオミクロン株が大流行しているはずなのです。にもかかわらず、今の岸田政権下の日本政府のオミクロン株対策は、デルタ株用の米国製ワクチンの三回目を打つことなのです。
 米国にて、オミクロン株には効かないと報道されている米国製ワクチンの三回目を打たされようとしている日本国民はみんな、今の日本政府のやっていることはおかしいと思わないのでしょうか。

注1:ニコニコ動画“Fox報道 危険で効果のないワクチン接種を受けてはならない”
   2022年1月29日 ⇒ https://rumble.com/vtgqj6-fox.html 


新たに報告された感染者
12月 31日2月 2日7日間平均1日あたりの新規感染者5万10万
新たに報告された死者
12月 31日2月 2日7日間平均1日あたりの死者50100