時事通信の岸田内閣の支持率は12月、1月と連続して10%台に落ちています。
同社が9~12日に実施した2月の世論調査によると前月より1・7ポイント下落して16・9%と発足以来の最低を更新しました(12年12月の自民党の政権復帰以降でも最低)。不支持率も同6・4ポイント増の60・4%と初めて6割を超えました。
自民党の「政治改革」について「評価する」は14・1%で、能登半島地震の政府対応を「評価する」は29・6%どまりでした。しんぶん赤旗が報じました。
時事通信の記事と「まるこ姫の独り言」を併せて紹介します。
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内閣支持率16・9%最低更新 「裏金事件など影響」 時事調査
しんぶん赤旗 2024年2月16日
時事通信が9~12日に実施した2月の世論調査によると、岸田内閣の支持率は前月比1・7ポイント減の16・9%で、発足以来の過去最低を更新しました。2012年12月の自民党の政権復帰以降でも最低です。不支持率も同6・4ポイント増の60・4%と、初めて6割を超えました。同社は「自民党派閥の裏金事件などが影響したとみられる」と分析しています。
違法な企業・団体献金の抜け道となってきた自民党派閥の政治資金パーティー収入をめぐる裏金づくりの実態が「赤旗」日曜版のスクープで暴露されたのを受け、同党は党総裁の岸田文雄首相のもと「政治刷新本部」を立ち上げ、「政治改革」の「中間取りまとめ」を行いました。しかし、「政策集団」への看板の掛け替えによる派閥の存続は容認するなど、骨抜きの「改革」にすぎず、今回の世論調査でも「評価しない」が67・3%を占め、「評価する」の14・1%を大きく上回りました。
能登半島地震の政府対応を「評価する」は29・6%どまりで、「評価しない」は37・6%にのぽりました。
調査は全国18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は59・1%。
内閣支持16.9%、最低更新 不支持初の6割台 時事世論調査
時事通信 2024/2/15
時事通信が9~12日に実施した2月の世論調査によると、岸田内閣の支持率は前月比1.7ポイント減の16.9%となり、発足以来の過去最低を更新した。
【ひと目でわかる】岸田内閣の支持率推移
不支持率は同6.4ポイント増の60.4%で、初めて6割を超えた。
支持率は、2012年12月の自民党の政権復帰後で最低。「危険水域」とされる2割台以下は7カ月連続で、直近3カ月は1割台に落ち込む。一方、不支持率が6割台に達するのは安倍内閣の20年5月以来。自民党派閥の裏金事件などが影響したとみられる。
自民党の政党支持率は前月比1.7ポイント増の16.3%。過去最低を記録した1月から微増したものの、4カ月連続で1割台と低迷が続いている。
自民党は先に、政治改革の中間取りまとめを決定。派閥について、政治資金パーティー開催や人事関与を禁じたが、政策集団としての存続は認めた。この内容を「評価しない」は67.3%で、「評価する」の14.1%を大きく上回った。
派閥の存廃については、「解散すべきだ」が63.8%。「存続すべきだ」は10.3%にとどまった。
能登半島地震の政府対応は、「評価する」29.6%(前月比2.4ポイント減)、「評価しない」37.6%(同2.9ポイント増)だった。
内閣を支持しない理由(複数回答)は「期待が持てない」36.9%がトップ。「政策がだめ」26.8%、「首相を信頼できない」25.1%と続いた。支持する理由(同)は「他に適当な人がいない」8.4%が最も多かった。
政党支持率は自民党が首位で、立憲民主党4.1%(前月比0.6ポイント増)、公明党3.6%(同0.5ポイント増)、日本維新の会3.3%(同0.5ポイント減)の順。23年ぶりにトップが交代した共産党は0.5ポイント増の2.4%だった。以下、れいわ新選組0.9%、国民民主党0.4%、社民党0.3%、参政党0.3%で、教育無償化を実現する会はゼロ。「支持政党なし」は64.7%。
調査は全国18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は59.1%。
「内閣支持16・9%、最低更新」これでも高いくらい
まるこ姫の独り言 2024.02.16
だけど岸田は本当にしぶとい。
これだけ内閣支持率が下がっても、太々しく国会答弁をのらりくらりと続けている。
さすが鈍感力の男だ。
これは相当に手ごわいかもしれない。
>内閣支持16・9%、最低更新 不支持初の6割台 時事世論調査 |
岸田を見ていると、胆力があるのとも違うし「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」と思っているようにも見えないし、国民の声を無視していたらいずれ忘れてくれると思っているのか、これほどボロボロになっても平然としている。
今までの総理だったら支持率がどんどん落ち込めば、それなりに影響されてきたと思うが、今の岸田には何を言っても馬耳東風で堪えない。
どこを見ているのか我が道を行くかのように答弁でものらりくらりとして、まともな答えをしないが、それが通常運転では怖い。
やっぱり鈍感力が勝っているのだろうか。
まるでロボットを相手にしているように、感情と言うものが感じられないのだ。
泰然自若とも違うし。
今までの人間的な総理とは一味も二味も違うのではないか。
そして情けないことに、党内から岸田ではダメだという声が全く聞かれないのは、どういうことか。
自民党総裁と言う立場ならそれで由しとしても、自民党議員には、日本国の総理がこんな体たらくでは国がどんどん沈没していくという危機感が無いのだろうか。
リーダーシップもなければ決断力もなく、優柔不断でその場の風任せ。
見ている方が歯がゆくて仕方がない。
国会での質疑を見ていても、立憲の山井が「裏金議員に政倫審に出席するように促す」「総理が決断すれば党内も従うし、スムーズに動く」と言っても、岸田は他人事感覚で、なお言を左右にして動かないのは、リーダーとしての自覚がないのか、そもそも「総理職」を勘違いしているのか。
そしてあろうことか、自民党に所属する議員の裏金問題で政倫審への出席を問われているのに、「それは国会がお決めになる事」と抜かした岸田(私としたことがついつい乱暴な物言いを(笑)
国会云々言う前に、自民党の総裁として議員に「政倫審に出席して語るべきだ」と説得すればいいのに頑として野党の提案を受け付けず。。
何のために総裁がいるんだかわけわからん。
本当にはらわた煮えくりかえるほど、岸田は動かない。
そりゃあ、国会を見ない人でもニュースの一端で岸田がいかに指導力がないかよくわかるよなあ・・
支持率が上がる要素がまるでない。
この人の事だから支持率が10パーセントを切っても動かないと思う。
そして党内からの岸田降ろし声もなぜ聞こえてこないのだろう。