2014年8月28日木曜日

安倍首相に“健康不安説”が再燃 ― 日刊ゲンダイ

 
 日刊ゲンダイが安倍首相の「健康不安説」を取り上げました。
 最近歯医者通いが頻繁になったことについて、持病の潰瘍性大腸炎を抑えるために服用しているステロイドの副作用で、歯痛が起きているのではないかと推測しています。
 
 ステロイド剤は一種の劇薬で劇的な効果を示す反面深刻な副作用もあります。
 首相の異様な高揚がステロイド剤の強壮効果によるものではないかということはこれまでも言われていました。しかし長期間使えば、副作用として粘膜の一部が傷つき、舌や歯茎に口内炎がたくさんできて、かなり痛むこともあるということです。
 
 真相は不明ですが、人間生身の体なのですから体調不良であれば無理は禁物です。
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安倍首相に“健康不安説”が再燃…深刻な副作用で歯科通いか 
日刊ゲンダイ 2014年8月27日
 02年にノーベル平和賞を受賞した米国のカーター元大統領は在任中、歯科医院好きで知られていた。国民に「親しみやすい笑顔をつくる」のが目的だったというが、いつも苦虫を噛み潰したような表情のこの御仁は違うだろう。広島の土砂災害を尻目に静養先でゴルフを強行、批判が続出している安倍首相のことだ。永田町では来週に迫った内閣改造人事以上に、安倍首相の「頻繁な歯科医院通い」が話題となっている――。
 
■外遊先から帰国後も、広島からの帰京後も
 何しろ安倍首相が歯科医院に足を運ぶ回数はただごとではない。最近の首相動静をざっと見ただけでも、8月はすでに4回、7月にも3回通院。いずれも空き時間に「チョット診てもらおうか」という動きではない。
 例えば8月4日は、中南米の外遊先から帰国後、羽田空港から衆院第1議員会館地下の歯科診療室に直行。6日も広島の平和記念式典から帰京後、やはり羽田から直接、議員会館の歯科診療室に向かっている。
 山口・下関市に「お国入り」した12日も、後援会幹部へのあいさつ回りもソコソコに市内の歯科医院で診察を受けた。はた目にも「そんなに我慢できないの?」という状況だろう。
 「八重洲歯科クリニック」(東京)の木村陽介院長は「一般論」と前置きした上で、こう言う。
 「おそらく歯痛などの急性症状が出ていると考えられますが、集中的に通院している状況からみて、なかなか改善しないのでしょう。体力の低下やストレスの影響で、抗生物質が効きにくくなっているほか、歯周病が悪化しているケースも考えられます」
 
 実は安倍首相の歯科医通いは今に始まったことではない。
  「昨年4月のロシア訪問時も歯痛になり、『歯医者を探せ』と大騒ぎになりました。以降、歯科医通いが始まったのですが、『首相動静』では報じられてこなかった。官邸サイドが健康不安説が流れるのを嫌がったのです。動静に出てきたのは、今春ごろから。通院回数が多くなり、宴席や会議をドタキャンすることが目立ってきたためで、隠せば逆に『変なウワサが流れる』と判断したようです」(官邸事情通)
 
■「内閣改造で真っ先に交代すべきは首相」の声
 情報公開により、永田町では安倍首相の健康不安説が再燃してきた。
 「歯痛の原因は持病の潰瘍性大腸炎を抑えるために服用中のステロイドの副作用ではないかといわれています。難病指定の症状は、4年前に承認された特効薬のおかげで抑えられるようになったものの、副作用発生率が高い。長期間使えば、粘膜の一部が傷つき、舌や歯茎に口内炎がたくさんでき、かなり痛いそうです」(与党関係者)
 ステロイドの副作用のせいか、最近は感情の起伏も激しくなっているという。
 土砂災害の当日、公邸から別荘にとんぼ返りしたのも、かかりつけの医師を現地に呼んでいたから――と一部メディアは伝えた。それだけ安倍首相の体はボロボロではないか、というのだ。
 「猛暑の中であえてゴルフをしたのは、プレーする姿をアピールすることで健康不安説を吹き飛ばしたかったのかも知れません。もし、今度の内閣改造が党内抗争の引き金になれば、首相として体力、気力とも相当追い詰められるでしょう」(政治評論家の山口朝雄氏)
 今や「内閣改造で真っ先に交代すべきは安倍首相」(政界関係者)と言われる始末。治療に専念すべきではないか。

 
健康アピールも目はウツロ/(C)日刊ゲンダイ
  健康アピールも目はウツロ