157人の憲法学者が4日、集団的自衛権行使容認の閣議決定に抗議し、撤回を求める声明を連名で発表しました。
呼び掛け人の徳永貴志和光大准教授は、「政府の新解釈には法の論理が全く見えず、学生に憲法を教える際、説明できない」としています。
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「集団的自衛権閣議決定は暴挙」 憲法学者157人が声明発表
東京新聞 2014年8月4日
157人の憲法学者が4日、憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認の閣議決定に抗議し「『行使は憲法違反』として積み重ねられてきた政府見解を、国会審議や国民的議論もなく一内閣の判断で覆す暴挙だ」として撤回を求める声明を連名で発表した。
声明の呼び掛け人は奥平康弘東大名誉教授ら28人で、樋口陽一東大名誉教授ら129人の憲法学者が賛同した。
呼び掛け人の徳永貴志和光大准教授は同日、記者会見し「政府の新解釈には法の論理が全く見えず、学生に憲法を教える際、説明できない」と嘆いた。(共同)