2014年8月2日土曜日

内閣支持率8ポイント減の43% 北海道新聞調査

 北海道新聞社が行った郵送世論調査によると、安倍内閣の不支持率は4月より8ポイント減の43%、不支持率は12ポイント増の54%でした。
 
 また7月に集団的自衛権行使容認の閣議決定を行ったことを受け、「日本が戦争に巻き込まれる不安を感じるか」尋ねたことに、「不安を感じると答えた人は82%に達しました。 
 内閣支持率は特定秘密保護法成立後の昨年12月に行った調査と同じ最低水準に落ち込みました。
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北海道民8割「戦争不安」 集団的自衛権に批判 郵送世論調査、内閣不支持54%
北海道新聞 2014年8月2日
 北海道新聞社は1日、政治や社会、経済のあり方に対する道民意識を探るため実施した郵送世論調査の結果をまとめた。安倍晋三内閣の不支持率が54%と支持率43
%を上回った。安倍内閣が7月に集団的自衛権の行使を認める閣議決定を行ったことを受け、「日本が戦争に巻き込まれる不安を感じるか」を尋ねたところ、不安を感じると答えた人の割合は計82%に達した。 
 
 調査手法が異なるため単純比較はできないが、今年4月の電話による全道世論調査に比べて支持率は8ポイント減少し、不支持率は12ポイント増加。第2次安倍内閣発足後では、特定秘密保護法成立後の昨年12月に行った調査と同じ最低水準に落ち込んだ。野党や国民に慎重・反対論が根強く残る中、憲法9条の下で禁じてきた集団的自衛権行使を解釈変更で認めた安倍政権に対し、道民に批判が広がっていることが浮き彫りになった形だ。
<北海道新聞8月2日朝刊掲載>