仮に与党が強引に安保法案を成立させようとも、国民は決して法案を正しいとしないし納得もしません。
法律が施行されればこれまで国会で述べてきたことの偽りが直ぐに明らかにされます。ただ本当にそうなる前(自衛隊が海外に派遣される前)に安倍政権には退場してもらう必要があります。
内閣の寿命が1刻延びるごとに日本の荒廃が1歩進みます。
「安全保障関連法案に反対する学者の会」のアピールに賛同する学者と研究者の署名は1万人を超えました。
いまや学者で法案に賛成する人は日本会議メンバーなど、きわめて限られた人たちだけです。
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安保関連法案 反対の学者ら1万人超える
NHK NEWS WEB 2015年7月15日
衆議院の特別委員会で可決された安全保障関連法案を巡っては、幅広い分野の学者たちで作るグループが、憲法に違反しているとして反対していて、インターネットを通じて集まった学者や研究者の賛同者は1万人を超えています。
「安全保障関連法案に反対する学者の会」は、ノーベル賞を受賞した物理学者の益川敏英さんなど、日本を代表する学者や研究者7人が発起人となって先月発足しました。
グループでは、安全保障関連法案は憲法9条に違反するとして廃案とするよう強く求めるとともに、太平洋戦争で多くの学徒を戦地へ送った深い反省から再び若者を戦地に送ることは認められないと訴えています。
この活動に対し、インターネットを通じて集まった賛同者の数は先月11日から15日午前9時までに学者や研究者が1万56人、一般の賛同者は1万8590人に上っています。
発起人の1人で日本学術会議の元会長の法学者、廣渡清吾さんは15日、衆議院の特別委員会で法案が可決されたことについて、「憲法をないがしろにした、もってのほかの行為だ。憲法学者のほとんどが法案は憲法に違反していると訴えており、本会議では慎重に議論すべきだ」と話しています。
グループでは今月20日に記者会見を開いて法案に反対する声明を発表するほか、今月31日には国会の前で抗議活動を行うことにしています。