2016年4月29日金曜日

参院新潟区で野党統一候補に森ゆう子氏 

にしざわ氏(共)は比例代表に
 
 参院選新潟区で、元参院議員(生活の党)の森ゆう子氏を野党統一の無所属の予定候補として擁立することに決まりました。
 安保法制の廃止と立憲主義の回復を求めるためには、来る参院選において自公候補の当選者数を減らすことが重要で、そのためには何よりもまず1人区において野党が統一候補一人に絞ることが必要です。民進党とその支持母体である連合の態度がなかなかはっきりしなかったために遅れましたが、ようやくまとまることが出来ました。参院選では森候補の当選を目指して野党6党が共同して戦うことになります。
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参院選挙区 新潟で野党統一候補 森氏、「団結して全力」
 にしざわ氏は比例代表に
しんぶん赤旗 2016年4月28日
 参院選新潟選挙区(改選数1)で、森裕子氏(60)=元参院議員、生活の党=を野党統一の無所属予定候補として擁立することが27日発表されました。
 
 記者会見には、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める新潟市民連合と、民進党、日本共産党、社民党、生活の党、新社会党、緑の党の6党と、連合新潟の代表が参加しました。
 冒頭、市民連合の佐々木寛共同代表(新潟国際情報大学教授)が、▽戦争法廃止▽立憲主義の回復▽個人の尊厳を守ること―の3点を公約とすることで市民連合と6党が一致し、野党統一で参院選をたたかうことになったと紹介しました。
 これを受け、共産党の樋渡士自夫県委員長は、にしざわ博選挙区予定候補を取り下げて比例代表にまわし、「森氏を自分の党の予定候補のつもりで全力でたたかう」と述べました。
 他の共同代表も「待ち望んだ日が来た。子どもの未来のため、心一つに頑張りたい」(ママの会・磯貝潤子氏)、「明日から“野合”との批判が出ると思うが、立憲主義を取り戻すためにたたかう」(金子修弁護士)、「野党の決断に結果を出して応えたい」(水内基成弁護士)と訴えました。
 
 森予定候補は「市民と野党の思いを受けとめ、団結して子どもの未来のために全力を尽くす」と述べました。
 6党代表も決意を述べ、民進党県連の大渕健幹事長は「思いは同じ。三つの公約実現のため、何としても勝ち抜く」と強調しました。
 にしざわ予定候補は「市民連合の力が野党を動かした。自分の選挙のように頑張る」と述べました。