2014年6月26日木曜日

「特攻70年・高知」展が秋に開かれます

 高知の市民団体が10月末1週間の予定で「特攻70年・高知」企画しています。
 戦争末期の1944年に始められた旧日本軍特攻作戦で亡くなった軍人は約5800人です。
 今年は70年目、特攻に使用された兵器の模型や、特攻を生む土壌を作ったといわれる「軍人勅諭」など約100点展示されます
~~~~~~~~~~~~~~~~
特攻から70年、平和の尊さ知って 市民が企画展高知
朝日新聞 2014年6月25日
 旧日本軍が特攻作戦を始めた1944年から今年で70年。悪化する戦局の中、特攻は繰り返され、高知からは52人の若者が命を落とした。戦争の悲惨さと平和の尊さを知ってもらおうと、市民団体が企画展「特攻70年・高知」を予定し、遺品や資料の提供を呼びかけている。
 
 市民団体「『特攻70年・高知』企画展実行委員会」によると、特攻で犠牲になったのは約5800人。県内に本籍がある52人は17~25歳で、全員が航空機に爆弾を積んで敵艦に体当たりする航空隊員だった。作戦を進言した岡村基春大佐は県出身で、特攻隊員として最初に飛び立ったのも大方町(現黒潮町)出身の青年だったという。
 
 企画展は10月28日から11月3日まで自由民権記念館(高知市桟橋通4丁目)で開かれる。特攻に使用された兵器の模型や、特攻を生む土壌を作ったといわれる「軍人勅諭」など約100点を展示する。