17日、鎌倉市御成町のカフェで、弁護士の出前講座「憲法カフェ」が開かれました。
横浜弁護士会所属の太田啓子弁護士が講師を務め、子育て中の母親など20人ほどが参加しました。
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子育てママ憲法を考える 鎌倉でカフェ出前講座
神奈川新聞 2014年6月18日
お茶を楽しみながら憲法について話す弁護士の出前講座「憲法カフェ」が17日、鎌倉市御成町のカフェで開かれた。子育て中の母親など20人ほどが参加。憲法改正の是非や、政府自民党が検討する解釈変更による集団的自衛権の行使容認などについて、それぞれが考えた。
講師を務めたのは、横浜弁護士会所属の太田啓子弁護士。現行憲法と自民党の改正草案との違いや、表現の自由など憲法が守る国民の権利をめぐって起きた事例、集団的自衛権の危険性などを解説しつつ、「一番大切なのは、知り、考え、皆に広めること」と呼び掛けた。
憲法に関する会合に初めて参加したという小さな子ども連れの母親(29)は「日本が危険な方向へ行っていると感じて、何か自分にできることを探していた」。参加していた同世代の母親とも憲法について意見交換し、「夫や友達にも、きょう聞いた話を伝えたい」と充実した表情で振り返った。
参加した男性(65)も「若い世代の人も参加していて良かった」と話していた。